日本はチベットから多くのことを学ぶことができる。優れた精神文化や深い歴史からだけではなく、中国に支配された経緯と命がけの抵抗運動から、我々が多くのことを学ぶべきだ。チベットが自由になるということは、日本が自由になるということだ。――このサイトの趣旨にご賛同いただける方は、サイト内の文章をご自由にご利用ください
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人権抑圧、人命犠牲のオリンピック反対デモに行ってきました。参加者は400人ぐらいで最近のデモの中では多め。
2008年8月3日午後1時から芝公園で集会、日比谷公園までデモ行進。
早速文字起こししたものを以下に紹介します。
・司会
本日は世界ウイグル会議日本ウイグル協会主催、人権抑圧人命軽視のオリンピック反対のデモと集会にお集まりいただきまして、ありがとうございます。
北京五輪間近に控えた8月3日、今日私たちはこの北京五輪が人権を無視した非常に五輪精神に反したものであるということをはっきりと証明するために、ここに集まりました。
今日は世界ウイグル会議から、トルコ在住のセイット・トムトルコさんを迎えて、本日の集会を行っております。
では、世界ウイグル会議副総裁のセイット・トムトルコさんからご挨拶をいただきたいと思います。
・セイット・トムトルコ氏
みなさん、こんにちは。
今日は、日本人の皆様、モンゴル人の皆様、チベット人の皆様に、心より深く感謝いたします。今日はウイグル人にとって、歴史の残る日だと思います。中国政府は北京五輪を迎えようとしていますが、皆様が私たちを支援してくれたことを心より感謝いたします。
中国の今の弾圧は、私たちウイグルだけの問題ではありません。チベット、モンゴル、それから日本にもすぐにやってくることです。これは皆様も同じように反対すべきことです。
トルコ系のウイグル人だけではなく、他の民族、日本の皆様と団結して、悪い中国共産党と戦うべきだ。
日本が中国と戦ったとき、オスマン帝国は1隻の船で580人の兵士を派遣して、日本を支援しました。日本とトルコ系の民族は永遠の友達であることを証明するものです。
今日は暑いので短くお話しします。ウイグルを代表して皆様に深く感謝いたします。我々の友好が永遠に続きますように。中国共産党を倒しましょう。よろしくお願いいたします。
・司会
セイット・トムトルコさんは今トルコに住まわれておりまして、二十数時間をかけて、この集会のためにお見えになりました。もう一度盛大な拍手をお願いいたします。私どもといたしましては、二十数時間かけてここにお見えになって、そしてまた二十数時間かけてお帰りになる、そういうトムトルコさんに対して、私たちが15分しか時間を差し上げられないというのは、非常に申し訳ないと思いますが、この暑い中お集まりになりました皆様のその熱い気持ちをトムトルコさんにお伝えしたいと思います。
では続きまして、イリハム・マハムティーさんからご挨拶をいただきます。イリハムさんは日本ウイグル協会の会長として、その間、日本国内におけるウイグル人の運動を引っ張ってきました。そして、4月の長野のデモ、5月のデモ、そして6月25日の最初のウイグル人のデモを契機として、ウイグルの問題、モンゴルの問題、それがチベットと同じであるということを日本の皆様に、訴えて参りました。
ではイリハム・マハムティーさんからのご挨拶をいただきます。
・イリハム・マハムティー氏
みなさん、こんにちは。
お暑い中、ありがとうございました。我々は、この日本という民主的な国で、私たちの主張を広めたいと思います。共産政権が倒れない限り、世界の本当の平和はないです。ですから、私たちは、この世の中から、共産政権、中国共産党だけではなくて、すべての共産政権をなくすべきだと思います。
そのために、みなさん、手を携えて、がんばりましょう。ありがとうございました。
・司会
イリハムさんが戦いを始めて、東トルキスタンの現状、ウイグル民族の現状が日本に伝わりました。日本では、北朝鮮のミサイル、それから核実験以来、抑止力ということが言われておりますが、この男こそ、本当の日本の抑止力であります。東トルキスタン、南モンゴル、チベットの、戦う人たちを応援することこそが、日本人にとって本当の抑止力であり、そのことが本当の安全保障なんだということを私たちはしっかりと肝に銘じたいと思います。
私たちは、中国共産党を敵として戦い、アジアに平和で自由な、民主主義と人権に満ちた社会を作ることを目標にしています。
中国のみなさんの民主主義を求める戦い、また法輪功の宗教の自由を求める戦いは、私たちと同じ心が通じています。そこで、中国民主陣線の王進忠さんからご挨拶いただきたいと思います。
・王進忠氏
こんにちは。今日は暑いですね。ごめんなさい。
短い時間の中で、イリハムさん、友人なんです。今日は、2回、ウイグル大会の副総裁、今回は2回会いました。2度目ですね。私個人、世界ウイグル大会、ラビアさん、幹事長、??さん、たくさんの友人がいます。トゥニヤズさんの問題、日本で、イリハムさんが、こんな運動できたらね、すごい嬉しいと思います。それから、私東トルキスタンの問題を応援します。イリハムさんの運動も応援します。みなさん、一緒にがんばりましょう。
司会
ありがとうございました。王進忠さんは天安門事件以降、中国の共産主義独裁と戦ってこられました。そして、中国の民主主義を求める人たちをまとめる中国民主陣線の代表の一人として活躍されています。もう一度拍手をお願いします。
続きまして、私たちの今回の、今年の戦いの基点になったチベットの人たちの戦い、そして、その在日のチベット人二世であります。ミーナさんからご挨拶いただきたいと思います。
失礼しました。まだお見えになっていないので、見えたらお話しいただきたいと思います。
続きまして、モンゴル自由連盟党、ダシさんからお話いただきたいと思います。
・ダシ・ドノロブ氏
みなさん、こんにちは。モンゴル自由連盟党日本代表ダシ・ドノロブと申します。今日、3回目のデモに参加し、暑い太陽の下で、汗をかいている日本人たちの顔を見て、なんて幸せな人たちだな、と思いました。というのは、今日来る前に、掲示板を覗いてきたら、デモの話をしていました。熱中症対策、日焼け対策。日本人は幸せだな、と。
今日来た我々、モンゴル自由連盟党の5人は、きのう、同じデモの話をしました。「家族が逮捕されちゃうよ」「家族が迫害されちゃうよ」。しかし、私たちは決心しました。5人揃って来ました。
自由な国、日本で、幸せに生きている日本人の皆さん、向こうの暴力の下で苦しんでいる人たちに、思いやりと同情をください。
世界の中には、自分の主張、考えを公表するだけで、刑務所にぶち込まれる国もあります。刑務所の中で、反省しないと、拷問されるかもしれません。そして、殺されるかもしれない。臓器を取られて、共産党の高官に移植されるかもしれない。その国の名前は、中華人民共和国です。
みなさんは傍観者だけれど、この中華人民共和国というアジアの道を走りまくっている通り魔が、ナイフを振りまくっているときに、皆さんが集まって、止めなさい、と、叫んでくれています。それだけで、私の力になります。
6月25日、初めてのデモで、シュプレヒコールは何ですか?、わからなかった。デモ中で叫ぶことです。一生懸命叫んでください。そして私たちは勇気がつきます。中国と戦う前に。
ありがとうございました。
・司会
どうもありがとうございました。集会の途中ですが、そちらの方に、黄色い旗、横に三本赤い線が入っている旗、お持ちの方、高くあげていただけますか。
それは、ベトナム共和国、南ベトナムの旗です。今日、独裁政権と戦うベトナムの人たちも参加しています。拍手で迎えてください。
それから、後ろの方に、緑色の旗がございますが、これは中華民国の旗ではございません。これは台湾の独立旗でございます。これも、みなさん、しっかりと心に刻んで、台湾も南ベトナムもミャンマーも北朝鮮も、そして、中国も、必ず民主化するんだと、私たちの心の中に刻もうではありませんか。
では続きまして、その台湾の独立のために、日本で活動されている台湾研究フォーラムの永山さんからご挨拶いただきます。
・永山英樹氏
みなさん、ごくろうさまです。永山と申します。本日もまたがんばりましょう。先ほど司会の方からお話がありましたように、モンゴル、ウイグル、チベットの方々は、我々にとっては抑止力であります。それはまさに安全保障であるわけですけれども、その前提は、その諸民族と連帯したときの話でして、我々が連帯しなければ、抑止力でも何でもありません。そして、すぐにそれが抑止力になりうるかどうかは、我が国の国民が応援できるかどうかですけれども、もちろん今日ここに、我々が集まりました。これが一つの回答でありますが、もうひとつ、皆さんに報告したいんですが、ついこの間、大阪で、我々の台湾関係者の講演会がありまして、台湾問題について何人かが話をしたんですが、その後に、特別ゲストとして、モンゴル人のダイチンさん、大阪にお住まいで、きょういらっしゃってますが、ダイチンさんがゲストスピーチされました。そのとき、主催者の中で、モンゴル人に出てもらって、台湾関係の人たちは違和感を感じないだろうか、というようなことを言っていたのですが、僕は大丈夫だと言いました。
実際に、ダイチンさんはいつもながらの静かな口調でモンゴルの状況を話されました。そして、最後終わった後参加者のアンケートがありまして、そこで、一番印象に残ったのが、台湾の話ではなくて、ダイチンさんの話だったんですね。ダイチンさんの話、モンゴルの話を知らなかった、もっと知りたい、というんです。これを聞いて非常に感動しました。
やっぱりモンゴルの苦境は、日本人にはわかるんですね。我々日本人は人権意識が希薄というか、人権問題はあまり関心がない人がいますけれども、これは、一つは、人権というものが西洋の概念であってピンとこない。それから我が国は比較的、お上による人権侵害というものが、外国ほど激しくない。ですから、人権蹂躙と言われても我々はピンとこなかったんですが、しかし、いざこのような近隣の諸民族の苦境を我々がひとたび聞いたとき、やはり同情するんですね。人権という難しい概念以前に、応援しようという気持ちを我々はもち、一緒に戦いたいという勇気がある。そういう我々のDNAがあるからには、自信をもってどんどんどんどんこの運動の輪を広げていったらどうか、と思います。
まもなく五輪が始まります。我々は反対しています。でも開催する方向です。しかし、今、日本中がオリンピック、と騒がないのはなぜかと言えば、やはりこういった日本人の反中国感情、チベット問題といった反中国感情があるから、できないんですね。無駄ではないんです。さらに、その反中国、平和を求める我々の正義の声をどんどん広げてまいりましょう。今日は、がんばりましょう。
・司会
永山さんから、モンゴルのダイチンさんの話がありましたが、私たちは今、非常に曲がり角に来ていると思います。それは、北朝鮮に拉致された人たちの問題が、今、一部の政治家によって歪められ、利権と取引されて、うやむやに解決されようとしている、というのがあります。私たちは、もう一度、尊皇攘夷の旗を掲げなければいけないときがきたのかもしれない。
一つは、北朝鮮に拉致された人たちを全員返せ、と。ブッシュが何を言おうが、胡錦涛が何を言おうが、世界中がもう止めろ、と言おうが、日本人が、拉致された人たちをすべて返せ、その旗を降ろしてはいけないと思います。
そして、同じように、先ほど、永山さんが言われたように、もう一つの旗は、人権の旗です。それは私たちのDNAに深く刻まれています。私たちの祖先は、孫文やチャンドラ・ボーズ、そういった人たちを助けてきました。もっと、さかのぼれば、平安時代に朝鮮半島から戦乱から逃れてきた人たちを、この日本に住まわせて、保護しました。そういった、私たちのDNAを今、呼び覚ますときではないでしょうか。それは、中国共産党は歴史から退場せよ、この旗を、もう一本かかげる。拉致被害者を返せ、という旗と、中国共産党は歴史から退場して自由と民主と人権の東アジアを作ろう、という日本の旗こそが今、私たち、日本人に求められている、尊皇攘夷の日本の旗だと私は思います。
みなさんが、このことをしっかりと胸に刻んでいただいて、これからのチベットの運動、東トルキスタンの運動、モンゴルの運動、台湾の問題、拉致の問題を含めて、支えていって、行動していっていただきたいと思います。
続きまして、この間、協力して、支援していただいた荒川区議の小坂先生よりご挨拶いただきたいと思います。
・小坂英二氏
ご紹介しただきました荒川区議会議員の小坂英二でございます。今までの方々のお話、すべてその通りだ、と言うことを強く申し上げるとともに、暑いですので一点だけ申し上げたいと思います。それは、今日は五輪反対という趣旨で集まっていただきましたが、それは五輪云々よりも、五十数年間、中国共産党の支配下において、一貫して続いてきた問題であり、中国共産党が存在する以上は、この問題は解決しない。そのためには、それを解決するには、日本国政府がリーダーシップをとって、一日も早く中国共産党の支配体制を打破するために何をすればいいのか、ということを、そうなるように、日本国民一人一人が求めていくべきだと思います。
もとより、今の福田政権にそのような政策を期待するのは無理な話かもしれませんが、まずは、今100ある中国共産党の支配地域との経済的な繋がりを少しでも薄くしていく、100を80にし、70にし、50にしていく。それは、中国の製品を買わない。中国よりもタイの製品を買うか、台湾の製品を買うか、もちろん国産が一番ですけれど、外国のものでも、中国共産党の支配地域で作られたものは、支配体制を延命することに他ならないという認識のもと、既存体制を少しでも下げていく、そうしたことを国民一人一人、私を含めて行って、今の政権が変わって、いつかは安倍晋三内閣のように、価値観外交を掲げる内閣が出てきたときに、中国共産党に毅然として態度をとる政権が、そうした態度を取りやすいように、今のうちに、日本と中国共産党との繋がりを薄めていくための活動を、一人一人が進め、また皆様もそうした活動を周りの方に広めていただきたいということを私からお願いをしたいと思います。
大変暑い中、こうして多くの方にお集まりいただいたことに、私からも感謝を申し上げます。本当にお疲れ様でございます。ありがとうございました。
・司会
どうもありがとうございました。
荒川区議の小坂さんでした。もう一度拍手をお願いいたします。ありがとうございます。
続きまして、先ほど紹介していらっしゃいませんでした、在日チベット人二世のミイナさんからご挨拶をお願いします。
・ミイナ氏
ミイナです。
チベットと東トルキスタンの関係は、歴史上では、チベットが吐蕃王国の時代ですけれども、吐蕃王国というのは7世紀から9世紀の初めぐらいに、チベットでは歴史上一番強い王国。この王国は、唐が中国を治めていたとき、その時代、チベットと東トルキスタンは、時には同盟を組み、戦い、唐に勝利をおさめたこともあったんです。我々の祖先は戦う勇気をもった人たちであって、その子孫である私たちにも勇気はある。
その時々の国際情勢をよく理解して、分析して、その中で、政策を作っていける、知恵と、組織力がある祖先を、そのうち私たちも???と私は信じたい。そういう意味で、このデモ、これからの活動にも、そのような意識で望みたいと思いますので、日本の皆様、応援とご支持をよろしくお願いします。
(ミイナさんの部分は音声が聞き取りにくかったので、かなり端折り、推測して入力しているので、実際のニュアンスと違っているかもしれない。)
・司会
どうもありがとうございました。
今年の3月10日から始まったチベットの人たちの戦いによって、それに対する中国共産党の弾圧によって、私たちのアジアに対する認識がより深まってきたと、はっきりしてきたと、誰が敵で、誰が味方なのかと、私たちが誰を非難しなければいけないのか、そういうことが今年の一連の3月10日からの流れの中ではっきりしてきたと思います。もう一度ミイナさんに拍手をお願いします。
続きまして、東京都議で、本日集会に見えております、吉田康一郎さんからご挨拶いただきたいと思います。
・吉田康一郎氏
皆様、こんにちは。
暑い中本当に今日もお疲れ様です。東京都議会議員の吉田康一郎でございます。皆々様からご挨拶がございましたので、私があまり重複するようなことは申し上げずに、今日のお集まりの皆様の人数をみさせていただいて、少しずつ活動、賛同して、立ち上がって賛同していらっしゃる方が、増えているな、と、こういうふうに思います。
それぞれが別々に活動を手探りでやっていただいていて各民族の方々が、協力しあって共通の目標に向かって、手を取り合って、小異を捨てて大同について、がんばっていらっしゃる、非常にすばらしいことだな、と思いながら、本日も拝見いたしておりました。そしてもちろん、この集会、デモの目的は、この世界でもっとも東アジアにおいて、大きな影響力をもつポテンシャルがあるのに、全然それを自ら認識していない、のんきな、そして自らにも危機が迫っている日本人に対して、より多くの人たちに、今の状況を理解してもらう、そして協賛してもらう、それを訴えるのが、この集会とデモの目的であります。
ですから、これまでのデモにも何回か感じております中から、ぜひ皆様にお願いしたいのは、沿道の方々に、目も見合わせずに前だけ見てシュプレヒコールをあげているんじゃなくて、沿道を歩いている方々に、そしてこっちを見ていないふりをしているかもしれない、ビルの中にいる人たちに向かって、訴えをしているんだ、目を合わせて、手を振って、お願いします、こういう気持ちを示していただく、あるいは実際に声をかけていただく、そしてシュプレヒコールをされる方も、ときどき威嚇的なこういうシュプレヒコールがあがることがあるんですけれども、感極まってというか、みんな我慢していますけれども怒りがわきあがっちゃうのは大変わかるんですが、そうではなくて、相手に共感を伝えるためのシュプレヒコール、これはやっぱり、戦いは、情熱は熱くだけども、脳みそはクレバーに、味方を増やしていく、そういうシュプレヒコールをあげていただきながら、この正義の行動、立ち上がっている活動を、より多くの人に、今日一日で何百人も何千人も共感する人が増えた、そういう結果が得られるデモにしましょう。そういうことでぜひ皆様一致協力をしてがんばりたいと思います。本当に暑いところお疲れ様ですが、がんばりましょう。
・司会
どうもありがとうございました。
では最後に、今回の集会の主催、日本ウイグル協会の顧問、白石先生から簡単にご挨拶をお願いします。
・白石洋二氏
みなさん、ありがとうございます。お暑い中を。私が最後ですか。
今日は、この目覚めよウイグル、目覚めよ日本。
ウイグル人もそうですが、我々日本人が目覚めなければならないという趣旨にしたいと思います。
日本人は140年前に、明治維新を行いました。明治政府は西郷さんをはじめ、徳のある国家をつくろう、ということをおっしゃったんです。
ところが現在の状況というのは、中国本土、韓半島、日本も含めて、アジアの民族が目指したところの徳、のない状態になってしまった。
それが非常に残念です。命をかけて手を挙げたイリハム君。命をかけて、日本の社会の中で活動を始めたんです。私は彼が名乗りをあげたとき、イリハム応援団というのをつくりました。今日のスタッフは約50名、みんなイリハム応援団のメンバーです。私は彼に言い渡しました。3年間はささえるぞ、と。3年経ってイリハムがしっかりしない限り、ウイグルは立ち上がれない、と言いました。
ウイグル人は日本に700人もいるんですよ。今日出てきたのはトルコからのセイットさんと、イリハム君と、???君と、この3人しかいない。我々より先に、ウイグル人に目覚めてもらいたい。そしてそれを通して、日本人が目覚めることを目指しているわけです。
今日は本当に、皆さん、ありがとうございました。
この人たちは、智と仁と勇のある人たちだと思います。
これは、漢民族が生み出した、いわゆる道徳、日本人はそれをよく解して、智は知ること、仁はそれを???すること、勇はそれを行動すること。きょうの皆さんは、行動してくれる、本当の勇気のある人たちだと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
今日はありがとうございました。
・司会
どうもありがとうございました。
白石先生はお茶と書道の文化人でございます。
私、白石先生のお宅におじゃましまして、これは政治運動なんですけれど、先生は政治活動をやられたことはあるんですか、と聞きました。そうしたら「いや、そういうことはないよ。でも流れだから、流れにのってやっていこう」と。そういう、達人でございますね。私などは政治活動を何十年もやっても、全然認識は進みませんけれども、白石先生はついこの間政治活動をはじめて、政治の流れというか、そういうものが、よくわかっていらっしゃる方だと思います。
ぜひ、今後とも日本ウイグル協会、そして、イリハム応援団を応援していただいて、東トルキスタン、モンゴル、チベットの運動を盛り上げていっていただきたいと思います。
今日はどうもありがとうございました。
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他に、宮崎正弘氏、西村幸祐氏、殿岡昭郎氏らの姿もあった。
この後デモ行進。
東京新聞 中国3少数民族 都内でデモ行進
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008080402000094.html
2008年8月3日午後1時から芝公園で集会、日比谷公園までデモ行進。
早速文字起こししたものを以下に紹介します。
オリンピック反対デモ、集会の様子 |
・司会
本日は世界ウイグル会議日本ウイグル協会主催、人権抑圧人命軽視のオリンピック反対のデモと集会にお集まりいただきまして、ありがとうございます。
北京五輪間近に控えた8月3日、今日私たちはこの北京五輪が人権を無視した非常に五輪精神に反したものであるということをはっきりと証明するために、ここに集まりました。
今日は世界ウイグル会議から、トルコ在住のセイット・トムトルコさんを迎えて、本日の集会を行っております。
では、世界ウイグル会議副総裁のセイット・トムトルコさんからご挨拶をいただきたいと思います。
司会のイリハム応援団、上薗益雄氏(左)とウイグル人3名(トムトルコ氏の通訳を務めた方、世界ウイグル会議副総裁トムトルコ氏、日本ウイグル協会会長イリハム・マハムティー氏)
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・セイット・トムトルコ氏
みなさん、こんにちは。
今日は、日本人の皆様、モンゴル人の皆様、チベット人の皆様に、心より深く感謝いたします。今日はウイグル人にとって、歴史の残る日だと思います。中国政府は北京五輪を迎えようとしていますが、皆様が私たちを支援してくれたことを心より感謝いたします。
中国の今の弾圧は、私たちウイグルだけの問題ではありません。チベット、モンゴル、それから日本にもすぐにやってくることです。これは皆様も同じように反対すべきことです。
トルコ系のウイグル人だけではなく、他の民族、日本の皆様と団結して、悪い中国共産党と戦うべきだ。
日本が中国と戦ったとき、オスマン帝国は1隻の船で580人の兵士を派遣して、日本を支援しました。日本とトルコ系の民族は永遠の友達であることを証明するものです。
今日は暑いので短くお話しします。ウイグルを代表して皆様に深く感謝いたします。我々の友好が永遠に続きますように。中国共産党を倒しましょう。よろしくお願いいたします。
・司会
セイット・トムトルコさんは今トルコに住まわれておりまして、二十数時間をかけて、この集会のためにお見えになりました。もう一度盛大な拍手をお願いいたします。私どもといたしましては、二十数時間かけてここにお見えになって、そしてまた二十数時間かけてお帰りになる、そういうトムトルコさんに対して、私たちが15分しか時間を差し上げられないというのは、非常に申し訳ないと思いますが、この暑い中お集まりになりました皆様のその熱い気持ちをトムトルコさんにお伝えしたいと思います。
では続きまして、イリハム・マハムティーさんからご挨拶をいただきます。イリハムさんは日本ウイグル協会の会長として、その間、日本国内におけるウイグル人の運動を引っ張ってきました。そして、4月の長野のデモ、5月のデモ、そして6月25日の最初のウイグル人のデモを契機として、ウイグルの問題、モンゴルの問題、それがチベットと同じであるということを日本の皆様に、訴えて参りました。
ではイリハム・マハムティーさんからのご挨拶をいただきます。
・イリハム・マハムティー氏
みなさん、こんにちは。
お暑い中、ありがとうございました。我々は、この日本という民主的な国で、私たちの主張を広めたいと思います。共産政権が倒れない限り、世界の本当の平和はないです。ですから、私たちは、この世の中から、共産政権、中国共産党だけではなくて、すべての共産政権をなくすべきだと思います。
そのために、みなさん、手を携えて、がんばりましょう。ありがとうございました。
・司会
イリハムさんが戦いを始めて、東トルキスタンの現状、ウイグル民族の現状が日本に伝わりました。日本では、北朝鮮のミサイル、それから核実験以来、抑止力ということが言われておりますが、この男こそ、本当の日本の抑止力であります。東トルキスタン、南モンゴル、チベットの、戦う人たちを応援することこそが、日本人にとって本当の抑止力であり、そのことが本当の安全保障なんだということを私たちはしっかりと肝に銘じたいと思います。
私たちは、中国共産党を敵として戦い、アジアに平和で自由な、民主主義と人権に満ちた社会を作ることを目標にしています。
中国のみなさんの民主主義を求める戦い、また法輪功の宗教の自由を求める戦いは、私たちと同じ心が通じています。そこで、中国民主陣線の王進忠さんからご挨拶いただきたいと思います。
・王進忠氏
中国民主陣線の王進忠氏 |
こんにちは。今日は暑いですね。ごめんなさい。
短い時間の中で、イリハムさん、友人なんです。今日は、2回、ウイグル大会の副総裁、今回は2回会いました。2度目ですね。私個人、世界ウイグル大会、ラビアさん、幹事長、??さん、たくさんの友人がいます。トゥニヤズさんの問題、日本で、イリハムさんが、こんな運動できたらね、すごい嬉しいと思います。それから、私東トルキスタンの問題を応援します。イリハムさんの運動も応援します。みなさん、一緒にがんばりましょう。
司会
ありがとうございました。王進忠さんは天安門事件以降、中国の共産主義独裁と戦ってこられました。そして、中国の民主主義を求める人たちをまとめる中国民主陣線の代表の一人として活躍されています。もう一度拍手をお願いします。
続きまして、私たちの今回の、今年の戦いの基点になったチベットの人たちの戦い、そして、その在日のチベット人二世であります。ミーナさんからご挨拶いただきたいと思います。
失礼しました。まだお見えになっていないので、見えたらお話しいただきたいと思います。
続きまして、モンゴル自由連盟党、ダシさんからお話いただきたいと思います。
・ダシ・ドノロブ氏
モンゴル自由連盟党日本代表ダシ・ドノロブ氏 |
みなさん、こんにちは。モンゴル自由連盟党日本代表ダシ・ドノロブと申します。今日、3回目のデモに参加し、暑い太陽の下で、汗をかいている日本人たちの顔を見て、なんて幸せな人たちだな、と思いました。というのは、今日来る前に、掲示板を覗いてきたら、デモの話をしていました。熱中症対策、日焼け対策。日本人は幸せだな、と。
今日来た我々、モンゴル自由連盟党の5人は、きのう、同じデモの話をしました。「家族が逮捕されちゃうよ」「家族が迫害されちゃうよ」。しかし、私たちは決心しました。5人揃って来ました。
自由な国、日本で、幸せに生きている日本人の皆さん、向こうの暴力の下で苦しんでいる人たちに、思いやりと同情をください。
世界の中には、自分の主張、考えを公表するだけで、刑務所にぶち込まれる国もあります。刑務所の中で、反省しないと、拷問されるかもしれません。そして、殺されるかもしれない。臓器を取られて、共産党の高官に移植されるかもしれない。その国の名前は、中華人民共和国です。
みなさんは傍観者だけれど、この中華人民共和国というアジアの道を走りまくっている通り魔が、ナイフを振りまくっているときに、皆さんが集まって、止めなさい、と、叫んでくれています。それだけで、私の力になります。
6月25日、初めてのデモで、シュプレヒコールは何ですか?、わからなかった。デモ中で叫ぶことです。一生懸命叫んでください。そして私たちは勇気がつきます。中国と戦う前に。
ありがとうございました。
・司会
どうもありがとうございました。集会の途中ですが、そちらの方に、黄色い旗、横に三本赤い線が入っている旗、お持ちの方、高くあげていただけますか。
それは、ベトナム共和国、南ベトナムの旗です。今日、独裁政権と戦うベトナムの人たちも参加しています。拍手で迎えてください。
それから、後ろの方に、緑色の旗がございますが、これは中華民国の旗ではございません。これは台湾の独立旗でございます。これも、みなさん、しっかりと心に刻んで、台湾も南ベトナムもミャンマーも北朝鮮も、そして、中国も、必ず民主化するんだと、私たちの心の中に刻もうではありませんか。
では続きまして、その台湾の独立のために、日本で活動されている台湾研究フォーラムの永山さんからご挨拶いただきます。
・永山英樹氏
台湾研究フォーラム 永山英樹氏 |
みなさん、ごくろうさまです。永山と申します。本日もまたがんばりましょう。先ほど司会の方からお話がありましたように、モンゴル、ウイグル、チベットの方々は、我々にとっては抑止力であります。それはまさに安全保障であるわけですけれども、その前提は、その諸民族と連帯したときの話でして、我々が連帯しなければ、抑止力でも何でもありません。そして、すぐにそれが抑止力になりうるかどうかは、我が国の国民が応援できるかどうかですけれども、もちろん今日ここに、我々が集まりました。これが一つの回答でありますが、もうひとつ、皆さんに報告したいんですが、ついこの間、大阪で、我々の台湾関係者の講演会がありまして、台湾問題について何人かが話をしたんですが、その後に、特別ゲストとして、モンゴル人のダイチンさん、大阪にお住まいで、きょういらっしゃってますが、ダイチンさんがゲストスピーチされました。そのとき、主催者の中で、モンゴル人に出てもらって、台湾関係の人たちは違和感を感じないだろうか、というようなことを言っていたのですが、僕は大丈夫だと言いました。
実際に、ダイチンさんはいつもながらの静かな口調でモンゴルの状況を話されました。そして、最後終わった後参加者のアンケートがありまして、そこで、一番印象に残ったのが、台湾の話ではなくて、ダイチンさんの話だったんですね。ダイチンさんの話、モンゴルの話を知らなかった、もっと知りたい、というんです。これを聞いて非常に感動しました。
やっぱりモンゴルの苦境は、日本人にはわかるんですね。我々日本人は人権意識が希薄というか、人権問題はあまり関心がない人がいますけれども、これは、一つは、人権というものが西洋の概念であってピンとこない。それから我が国は比較的、お上による人権侵害というものが、外国ほど激しくない。ですから、人権蹂躙と言われても我々はピンとこなかったんですが、しかし、いざこのような近隣の諸民族の苦境を我々がひとたび聞いたとき、やはり同情するんですね。人権という難しい概念以前に、応援しようという気持ちを我々はもち、一緒に戦いたいという勇気がある。そういう我々のDNAがあるからには、自信をもってどんどんどんどんこの運動の輪を広げていったらどうか、と思います。
まもなく五輪が始まります。我々は反対しています。でも開催する方向です。しかし、今、日本中がオリンピック、と騒がないのはなぜかと言えば、やはりこういった日本人の反中国感情、チベット問題といった反中国感情があるから、できないんですね。無駄ではないんです。さらに、その反中国、平和を求める我々の正義の声をどんどん広げてまいりましょう。今日は、がんばりましょう。
・司会
永山さんから、モンゴルのダイチンさんの話がありましたが、私たちは今、非常に曲がり角に来ていると思います。それは、北朝鮮に拉致された人たちの問題が、今、一部の政治家によって歪められ、利権と取引されて、うやむやに解決されようとしている、というのがあります。私たちは、もう一度、尊皇攘夷の旗を掲げなければいけないときがきたのかもしれない。
一つは、北朝鮮に拉致された人たちを全員返せ、と。ブッシュが何を言おうが、胡錦涛が何を言おうが、世界中がもう止めろ、と言おうが、日本人が、拉致された人たちをすべて返せ、その旗を降ろしてはいけないと思います。
そして、同じように、先ほど、永山さんが言われたように、もう一つの旗は、人権の旗です。それは私たちのDNAに深く刻まれています。私たちの祖先は、孫文やチャンドラ・ボーズ、そういった人たちを助けてきました。もっと、さかのぼれば、平安時代に朝鮮半島から戦乱から逃れてきた人たちを、この日本に住まわせて、保護しました。そういった、私たちのDNAを今、呼び覚ますときではないでしょうか。それは、中国共産党は歴史から退場せよ、この旗を、もう一本かかげる。拉致被害者を返せ、という旗と、中国共産党は歴史から退場して自由と民主と人権の東アジアを作ろう、という日本の旗こそが今、私たち、日本人に求められている、尊皇攘夷の日本の旗だと私は思います。
みなさんが、このことをしっかりと胸に刻んでいただいて、これからのチベットの運動、東トルキスタンの運動、モンゴルの運動、台湾の問題、拉致の問題を含めて、支えていって、行動していっていただきたいと思います。
続きまして、この間、協力して、支援していただいた荒川区議の小坂先生よりご挨拶いただきたいと思います。
・小坂英二氏
荒川区議会議員 小坂英二氏(左)とイリハム氏、在日チベット人二世のミイナ氏 |
ご紹介しただきました荒川区議会議員の小坂英二でございます。今までの方々のお話、すべてその通りだ、と言うことを強く申し上げるとともに、暑いですので一点だけ申し上げたいと思います。それは、今日は五輪反対という趣旨で集まっていただきましたが、それは五輪云々よりも、五十数年間、中国共産党の支配下において、一貫して続いてきた問題であり、中国共産党が存在する以上は、この問題は解決しない。そのためには、それを解決するには、日本国政府がリーダーシップをとって、一日も早く中国共産党の支配体制を打破するために何をすればいいのか、ということを、そうなるように、日本国民一人一人が求めていくべきだと思います。
もとより、今の福田政権にそのような政策を期待するのは無理な話かもしれませんが、まずは、今100ある中国共産党の支配地域との経済的な繋がりを少しでも薄くしていく、100を80にし、70にし、50にしていく。それは、中国の製品を買わない。中国よりもタイの製品を買うか、台湾の製品を買うか、もちろん国産が一番ですけれど、外国のものでも、中国共産党の支配地域で作られたものは、支配体制を延命することに他ならないという認識のもと、既存体制を少しでも下げていく、そうしたことを国民一人一人、私を含めて行って、今の政権が変わって、いつかは安倍晋三内閣のように、価値観外交を掲げる内閣が出てきたときに、中国共産党に毅然として態度をとる政権が、そうした態度を取りやすいように、今のうちに、日本と中国共産党との繋がりを薄めていくための活動を、一人一人が進め、また皆様もそうした活動を周りの方に広めていただきたいということを私からお願いをしたいと思います。
大変暑い中、こうして多くの方にお集まりいただいたことに、私からも感謝を申し上げます。本当にお疲れ様でございます。ありがとうございました。
・司会
どうもありがとうございました。
荒川区議の小坂さんでした。もう一度拍手をお願いいたします。ありがとうございます。
続きまして、先ほど紹介していらっしゃいませんでした、在日チベット人二世のミイナさんからご挨拶をお願いします。
・ミイナ氏
ミイナです。
チベットと東トルキスタンの関係は、歴史上では、チベットが吐蕃王国の時代ですけれども、吐蕃王国というのは7世紀から9世紀の初めぐらいに、チベットでは歴史上一番強い王国。この王国は、唐が中国を治めていたとき、その時代、チベットと東トルキスタンは、時には同盟を組み、戦い、唐に勝利をおさめたこともあったんです。我々の祖先は戦う勇気をもった人たちであって、その子孫である私たちにも勇気はある。
その時々の国際情勢をよく理解して、分析して、その中で、政策を作っていける、知恵と、組織力がある祖先を、そのうち私たちも???と私は信じたい。そういう意味で、このデモ、これからの活動にも、そのような意識で望みたいと思いますので、日本の皆様、応援とご支持をよろしくお願いします。
(ミイナさんの部分は音声が聞き取りにくかったので、かなり端折り、推測して入力しているので、実際のニュアンスと違っているかもしれない。)
・司会
どうもありがとうございました。
今年の3月10日から始まったチベットの人たちの戦いによって、それに対する中国共産党の弾圧によって、私たちのアジアに対する認識がより深まってきたと、はっきりしてきたと、誰が敵で、誰が味方なのかと、私たちが誰を非難しなければいけないのか、そういうことが今年の一連の3月10日からの流れの中ではっきりしてきたと思います。もう一度ミイナさんに拍手をお願いします。
続きまして、東京都議で、本日集会に見えております、吉田康一郎さんからご挨拶いただきたいと思います。
・吉田康一郎氏
吉田康一郎都議会議員 |
皆様、こんにちは。
暑い中本当に今日もお疲れ様です。東京都議会議員の吉田康一郎でございます。皆々様からご挨拶がございましたので、私があまり重複するようなことは申し上げずに、今日のお集まりの皆様の人数をみさせていただいて、少しずつ活動、賛同して、立ち上がって賛同していらっしゃる方が、増えているな、と、こういうふうに思います。
それぞれが別々に活動を手探りでやっていただいていて各民族の方々が、協力しあって共通の目標に向かって、手を取り合って、小異を捨てて大同について、がんばっていらっしゃる、非常にすばらしいことだな、と思いながら、本日も拝見いたしておりました。そしてもちろん、この集会、デモの目的は、この世界でもっとも東アジアにおいて、大きな影響力をもつポテンシャルがあるのに、全然それを自ら認識していない、のんきな、そして自らにも危機が迫っている日本人に対して、より多くの人たちに、今の状況を理解してもらう、そして協賛してもらう、それを訴えるのが、この集会とデモの目的であります。
ですから、これまでのデモにも何回か感じております中から、ぜひ皆様にお願いしたいのは、沿道の方々に、目も見合わせずに前だけ見てシュプレヒコールをあげているんじゃなくて、沿道を歩いている方々に、そしてこっちを見ていないふりをしているかもしれない、ビルの中にいる人たちに向かって、訴えをしているんだ、目を合わせて、手を振って、お願いします、こういう気持ちを示していただく、あるいは実際に声をかけていただく、そしてシュプレヒコールをされる方も、ときどき威嚇的なこういうシュプレヒコールがあがることがあるんですけれども、感極まってというか、みんな我慢していますけれども怒りがわきあがっちゃうのは大変わかるんですが、そうではなくて、相手に共感を伝えるためのシュプレヒコール、これはやっぱり、戦いは、情熱は熱くだけども、脳みそはクレバーに、味方を増やしていく、そういうシュプレヒコールをあげていただきながら、この正義の行動、立ち上がっている活動を、より多くの人に、今日一日で何百人も何千人も共感する人が増えた、そういう結果が得られるデモにしましょう。そういうことでぜひ皆様一致協力をしてがんばりたいと思います。本当に暑いところお疲れ様ですが、がんばりましょう。
・司会
どうもありがとうございました。
では最後に、今回の集会の主催、日本ウイグル協会の顧問、白石先生から簡単にご挨拶をお願いします。
・白石洋二氏
日本ウイグル協会顧問 白石洋二氏 |
みなさん、ありがとうございます。お暑い中を。私が最後ですか。
今日は、この目覚めよウイグル、目覚めよ日本。
ウイグル人もそうですが、我々日本人が目覚めなければならないという趣旨にしたいと思います。
日本人は140年前に、明治維新を行いました。明治政府は西郷さんをはじめ、徳のある国家をつくろう、ということをおっしゃったんです。
ところが現在の状況というのは、中国本土、韓半島、日本も含めて、アジアの民族が目指したところの徳、のない状態になってしまった。
それが非常に残念です。命をかけて手を挙げたイリハム君。命をかけて、日本の社会の中で活動を始めたんです。私は彼が名乗りをあげたとき、イリハム応援団というのをつくりました。今日のスタッフは約50名、みんなイリハム応援団のメンバーです。私は彼に言い渡しました。3年間はささえるぞ、と。3年経ってイリハムがしっかりしない限り、ウイグルは立ち上がれない、と言いました。
ウイグル人は日本に700人もいるんですよ。今日出てきたのはトルコからのセイットさんと、イリハム君と、???君と、この3人しかいない。我々より先に、ウイグル人に目覚めてもらいたい。そしてそれを通して、日本人が目覚めることを目指しているわけです。
今日は本当に、皆さん、ありがとうございました。
この人たちは、智と仁と勇のある人たちだと思います。
これは、漢民族が生み出した、いわゆる道徳、日本人はそれをよく解して、智は知ること、仁はそれを???すること、勇はそれを行動すること。きょうの皆さんは、行動してくれる、本当の勇気のある人たちだと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
今日はありがとうございました。
・司会
どうもありがとうございました。
白石先生はお茶と書道の文化人でございます。
私、白石先生のお宅におじゃましまして、これは政治運動なんですけれど、先生は政治活動をやられたことはあるんですか、と聞きました。そうしたら「いや、そういうことはないよ。でも流れだから、流れにのってやっていこう」と。そういう、達人でございますね。私などは政治活動を何十年もやっても、全然認識は進みませんけれども、白石先生はついこの間政治活動をはじめて、政治の流れというか、そういうものが、よくわかっていらっしゃる方だと思います。
ぜひ、今後とも日本ウイグル協会、そして、イリハム応援団を応援していただいて、東トルキスタン、モンゴル、チベットの運動を盛り上げていっていただきたいと思います。
今日はどうもありがとうございました。
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他に、宮崎正弘氏、西村幸祐氏、殿岡昭郎氏らの姿もあった。
この後デモ行進。
北京五輪反対デモスタート |
今回は、日曜日には人通りがあまりないルートだったが、いくつかのマスコミが取り上げてくれたようで、安心した。
最後にイリハムさんが参加者一人一人と握手。私も握手してもらいました。
ICレコーダーで録音したものを文字起こししていると、ちゃんと聞いていたつもりでも聞き逃していたことがたくさんあるのがわかる。聞き逃したらもったいない話。
司会の方は、とても聞き取りやすい話し方をされていた。マイクに口を近づけて、早口にならず、区切りながらしゃべるのがよいようだ。
以下、2chからのコピペ画像。
東京新聞 中国3少数民族 都内でデモ行進
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008080402000094.html
CNN Japan Olympics Protest
http://edition.cnn.com/video/#/video/world/2008/08/03/vo.japan.olympic.protest.ap?iref=videosearch
反北京オリンピックデモーその日青い旗が旗めいた!!! 集会編
http://iza0606.iza.ne.jp/blog/entry/667374/
東トルキスタン・オリンピック反対デモ行進に400人が集結!
http://dadao.kt.fc2.com/turuk48.htm
東トルキスタン北京五輪反対デモ
http://bakunin.exblog.jp/8398422/
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