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日本はチベットから多くのことを学ぶことができる。優れた精神文化や深い歴史からだけではなく、中国に支配された経緯と命がけの抵抗運動から、我々が多くのことを学ぶべきだ。チベットが自由になるということは、日本が自由になるということだ。――このサイトの趣旨にご賛同いただける方は、サイト内の文章をご自由にご利用ください
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きのうは善光寺の本堂にてパンチェン・ラマの無事解放祈願。
きょうは6時半頃長野駅につくと、すでに日中両軍が対峙状態。近くのチベット旗のグループに聞くと、すでに1時間前から始まっているという。対峙しているところに向かうと、中国人たちの流れに入ってしまったが、警官に誘導される。
見慣れない、黄色に赤帯の旗をもった外国人がいたので、これは何の旗ですか、と質問したところ、別の日本人の方が、あれはベトナムの昔の旗なんだよ、と答えてくれた。この人どこかで見たような気がする。チベット旗以外に、東トルキスタンや、南モンゴルの国旗も多数、翻っている。

日本側は拡声器をもった人がいて、抗議活動慣れいるようで、うまかった。
「フリーチベッツ!」「フリーチベッツ!」
「チベット!」「解放!」「チベット!」「解放!」
「暴力!」「反対!」「暴力!」「反対!」
「侵略!」「反対!」「侵略!」「反対!」
「中国はー!、ウイグル人に謝罪しろー!」「謝罪しろー!」
「中国はー!、チベット人に謝罪しろー!」「謝罪しろー!」
「中国はー!、モンゴル人に謝罪しろー!」「謝罪しろー!」
「中国はー!、ベトナム人に謝罪しろー!」「謝罪しろー!」
「中国はー!、日本人に謝罪しろー!」「謝罪しろー!」
「中国はー!毒餃子に~謝罪しろー!」「謝罪しろー!」
「中国はー!大気汚染に~謝罪しろー!」「謝罪しろー!」

ウイグル人にマイクが渡されると、鬼神迫る表情で、「中国はウイグルから出て行けーーっ!!!」と連呼していた。ど迫力だった。命をかけた、魂の叫びだというのが伝わってくる。あ、思い出した。この人は、先日池袋の反中国の国民大会に出ていた、ウイグル人のイリハムさんだ。そのとき出ていたもう一人の、南モンゴルのダイチンさんもいる。そうだ、さっき、昔のベトナム国旗を教えてくれたのは、そのときの講演者の殿岡昭郎先生だ!

そうしている間にも、個人での参加者が続々と加わってくる。
中国側は、官製のデモ隊だが、日本側はほとんどが草の根の参加者だ。
中国側は、大使館の指示で巨大な旗が用意されているが、日本の個人の方は、それほど大きくないが、その思いを込めた手作りのプラカードや旗、工夫した旗竿を用意して、それを体の前面につきだし、男性も女性も、力を振り絞って「フリー、チベット!!」と叫んでいる。

場所を移ると、その途中で、台湾人が一人で、中国人の隊列に向かっていき、プラカードをつきだして、激烈に抗議している。アウンサン・スーチーさんの写真を掲げている人もいる。チベット、東トルキスタン、南モンゴル、ベトナム、日本、台湾、ミャンマー…、中国はほんとうに嫌われまくっているんだなぁ、という印象を強くした(他にサムスンの旗を振る人もいたが…)。その近くでは右翼がマイクで中国人を挑発していた。

このあたりはだいたい中国人側と日本人側がきれいに別れているが、後ろから私に何か抗議してきた中国人がいた。すぐ前にいた警官にそのことを言うと、その中国人は警官の肩を叩いて何か話していた。女性がすごい勢いで警官につっかかっていき、制止ロープがかなり中国側に押されて混乱、その後、後ろでは乱闘が発生、たぶん先ほどの中国人だと思うが、人垣から一瞬見えたのは日本人の左ストレートが中国人の顔面にヒットして、メガネが吹っ飛んだところだった(先にどちらが手を出したのかはわからない)。警官たちが制止に入り、マスコミのカメラが殺到し、もみ合っているであろうあたりを上から撮影している。その中国人は中国国旗等を何も持っていなかったので、何か怒らせるようなことを言って、エスカレートしたのだと思うが…。
しばらくして、キンちゃんが通過したそうだが、何も見えなかった。

駅の東口に移動すると、すでに中国人たちが多数集結していた。善光寺口は6:4で中国が多かったが、こちらは、中国が圧倒的に多い。こちらも拡声器をもった日本人がいて、「パンチェン・ラマを返せーっ!」とも叫んでいた。
交差点付近で、旗をめぐってなのか、日中の衝突があったようだが、詳細は分からなかった。体格のいいお兄さんがドロップキックするのが見えた。
ダライ・ラマと麻原の写真を日本人に見せてまわっている中国人が二人いた。一人は奇声を発しながら、日本人を挑発している。気味が悪い。

若い僧侶も静かに抗議に加わっていた。雨が降ってきた。その僧侶に傘をさす優しいお兄さんもいた。聖火が通過したが、今度は見えた。雨が降っていても消えないようだ。
ずっと立ち続けで、フリーチベットと叫び続けたので、足にきて、ゴールの公園まで歩くことができず、帰ることに。

長野駅の中は赤旗だらけだった。これからも在日中国人は増え続けるだろう。国がそういう政策をとっているから。これだけ動員をかけられる外国の組織を国内に抱え込むのは国防上極めて危険、というのは、誰でもわかることだ。これは、「日本の政治家は日本の政治家ではない」という論理矛盾が生じていることに原因がある。

私が乗る新幹線には、青ジャージ軍団と中国大使、聖火が運び込まれたようだ。最後部の車両が停車するあたりはどの駅も警官が多数いる。車内もしょっちゅう鉄道警察が巡回してくる。撮影しようとしたが、東京駅も警戒が厳重だった。チベット国旗を持った人が警官に制止されていた。

今回の抗議行動に参加された皆様、お疲れ様でした!
中国共産党や、日本の某政党(複数)は大量動員をかけられますが、そういう組織に属さない個人個人が、チベット人の悲惨な現状と、そういう状況においてもチベット人が崇高であることに心を動かされて、これだけの人数が集まったというのは、とても心強いです。

今も頭の中でみんなの叫びがこだましています。

フリーチベット!!


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