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日本はチベットから多くのことを学ぶことができる。優れた精神文化や深い歴史からだけではなく、中国に支配された経緯と命がけの抵抗運動から、我々が多くのことを学ぶべきだ。チベットが自由になるということは、日本が自由になるということだ。――このサイトの趣旨にご賛同いただける方は、サイト内の文章をご自由にご利用ください
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成21年(2009年)7月14日(火曜日)通巻第2663号からの転載
http://www.melma.com/backnumber_45206_4542889/ 


(現代史の資料のために)
「中国によるウイグル弾圧への緊急声明」
2009年(平成21年)7月13日



 私たちは、過去から現在へ至る、中国共産党の民族浄化政策に基づくウイグル人の差別、弾圧、虐殺に抗議します。
6月26日、中国広東省の玩具工場で強制連行で労働に従事させられているウイグル人が、シナ人のデマが発端となる集団暴行事件に巻き込まれました。200人のウイグル人が6000人のシナ人に暴行を受け、100人が撲殺されるという恐ろしい事件が起きました。
7月5日、この事件が発端になり、東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)のウルムチで、積年のシナの弾圧に対する抗議デモが行われました。しかし、中国政府はウイグル人の「暴行」と宣伝し、情報を統制して真実を隠しています。そして、現在、ウイグルを中心にシナ全土でウイグル人への徹底的な弾圧が人民解放軍、治安警察、それらによって操られたシナ人暴徒らによって行われています。
中国の武力弾圧やシナ人の攻撃で虐殺されたウイグル人は、5日から現在までで最大3000人に及んでいます。

 私たちは、以下のことを要求します。
●中国は直ちに東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)でのウイグル人弾圧を止めろ。ウイグル人の強制連行、民族浄化政策を止めて、思想・宗教・言論・教育・結婚の自由を認めろ。
●中国は7月7日に不当逮捕した、北京の中央民族大学副教授イリハム・トフティ氏を
直ちに釈放しろ。
●     中国は1964年から1996年までの46回にもわたる核実験によって、「核の砂漠」が現出し、ウイグル人ら19万人以上が急死し、129万人以上が白血病、癌などの急性放射線障害に罹った疑いを、国際機関の査察で明らかにしろ。

ウイグル自由人権アジア委員会(7月13日「外人記者クラブ」記者会見出席者)
Asian Committee for Freedom & Human rights in Uyghur

イリハム・マハムティ(世界ウイグル会議日本全権代表・
日本ウイグル協会会長)ウイグル人
ペマ・ギャルポ   (桐蔭横浜大学教授)チベット人
リーガー・スチェント(独立運動活動家)モンゴル人
石平        (評論家)中国系帰化日本人
西村幸祐      (ジャーナリスト・評論家)日本人

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
記者会見の内容
    (文責 藤田裕行)

【日本外国特派員協会に於ける記者会見内容】

リーガー・スチェント(独立運動活動家)モンゴル人
来日して、17~18年になります。内モンゴル人です。1981年の内モンゴルで起こった文革の折に学生運動をしており、今日まで人権を訴えてきました。
今も、内モンゴルから逃れて、人権、自治、独立を要求して活動している人が多数います。
チベット、ウイグルでのこの度の事態、悲劇、このようなことがいまも続いていることに遺憾の意を表します。
幼いころより常にどこかで暴動が起きていました。それが今日まで国際社会、独立、人権、自由に関心を持った人々の目に届いていなかった。こうした悲劇に会った人々は、戦い続けます。力を合わせ、国際社会に訴えていきたい。この度の(ウイグル)の犠牲者の方々には、心より冥福を祈りたい。

イリハム・マハムティ(世界ウイグル会議日本全権代表・
日本ウイグル協会会長)ウイグル人
皆様ご存じのように、今回の事件は、自分の同胞が殺されたことの説明を求めるために、人々が集まったところから始まりました。それに対して、無差別発砲が為された。政府は、それが自らの責任でないとするために、世界ウイグル会議の責任にしてきた。
なぜ、学生に発砲したのか? チベットでの事件が経験になったのだと思う。
最初、少ない人が抗議し、その日は解散させられたが14日後にまた集まったところ無差別発砲があり、政府は鎮圧できると思ったがそうはならなかった。
ウイグルに政府が入って60年。自分達は静かな生活を奪われた。「何もやっていないのに、銃殺された」それを聞いて驚いて、人々が集まったところ、トラックで突っ込んで来て、17人が死亡した。そこから始まった。何もなく、漢民族に暴行したのではない。さっきまで自分と一緒にいた人が死んでしまった。そのことを受け入れられなかった。軍が気を配ることがなかった1~2時間で、中国人を襲撃した。その時に、既に軍は発砲をしている。156人死亡と発表したが、何人がウイグル人で、何人が漢人と発表しなかった。
顔がわからないくらいに損傷していた。軍はどんな武器を使ったのか?先日、184人の犠牲者と発表した。70~80%が中国人とアピールした。
私は、5日から6日までに、逃げた人以外は全員死んだと思っています。今、どこに何人いるのか、わからない。外国メディアに入ってもらい、ウイグル人がやったのか、中国政府がやったのか、第三者が入っての調査を求めた。それに対して、中国は、「これは内政問題である」と主張した。なぜ隠すのか?ウルムチに多くの記者を入れて情報を伝えているとアピールしているが、その他の地域ではインターネット、電話が繋がらない。世界のメディアにはウルムチ以外にも目を向けて欲しい。
7月8日、生産者に銃を配り始めた。生産建設団は、中国人。ウイグル人はいない。6日から7日に全員に銃を配った。町の中で銃を買う? なぜ民間人が銃を持つのか?軍しか持っていなかったのを。ウイグル人に発砲しないと保証できますか?
世界に向けて訴えたけど、アメリカなど西欧諸国は世界に強いメッセージを訴えなかった。「ジェノサイド(大虐殺)」とのメッセージを送ったのはトルコのみ。
ウイグル人は、世界に対する希望を失っています。これは、命だけを残したということは、堂々と死にたい。世界にこの危険を認識して欲しい。多くの中国人が世界に間違ったメッセージを送っている。全世界が、この問題の重さを認識しないといけない。

ペマ・ギャルポ   (桐蔭横浜大学教授)チベット人
いま、イリハムさんから世界に訴えたいのは「中国にやりたい放題のことをやらせてはいけない」ということ。世界の人が第二次世界大戦のホロコーストを悪と認識している。
ICJ、国際司法委員会は、60年代にチベットでの中国共産党の行為に、「大規模虐殺があった」と判決を下している。トルコの首相も、(それを)「大虐殺」と明言している。
1989年3月、ラサで軍による弾圧があった。6月4日、天安門事件が起きた。軍が民衆に銃を向け弾圧した。こうしたことには世界が抗議をした。
中国のチベットに対する先般の虐殺への抗議も、このところ下火となった。
そうした時に、ウルムチで大虐殺が起こった。イリハムさんが言うように1000人以上の人が犠牲になっている。チベットの先般の虐殺でも中国は20名と報道した。180数名の名前、性別、年齢まで報道されたにもかかわらず、世界は世界第三位の経済大国からの情報をそのまま流した。
世界の人は、全ての人々を平等に扱うべき。白人であっても、黒人であっても、ユダヤ人であっても、チベットやウイグル、モンゴルの人であっても、命は命と普遍的価値として等しく扱うできです。
中国に経済制裁をするなどの強いメッセージを出して欲しい。
先程からイリハム氏が言っているように、世界の人々が無関心である限り同じ罪を犯している。この度、ウイグルの人と連帯し、世界の人達に対して、このまま中国に対して何の咎めもなく許すなら、この世界から正義がなくなる。
私達が訴えている相手は、世界67億の良識です。
世界に対して「自分たちの同胞である。自分の家族が子供達がそのようなことになったらどう思われますか」と訴えている。これから、このようなことが台湾に起こるかもしれない。チェックせずにほおっておいたら、この流れが広がる。
米国大統領は、核の非拡散を訴えている。核は人間がつくり、人間を破壊する。同陽に、いま、中国という国が人間の命を命とも思わない、嘘も100回言えば本当になるというようなことを許せば、正義のない社会がこの地球を包むことになると危惧している。
そういう意味で、今日が、世界の人々の良識を覚醒する日としたい。

石平(評論家)中国系帰化日本人
元中国人の石平と申します。日本人になっていますが、漢民族です。今回の事件のこと、そしてこれまで60年、チベット、ウイグルなどへの侵略行為に対して、心よりお詫び申しあげたい。
私も当事者です。20年前、天安門で戦った。中国共産党政府が軍まで出して、学生を手当たり次第に殺していく。そのことに憤りを感じた。絶対に許してはいけない。
しかし、今回は、中国政府に対して、天安門の時のような国際社会の批判が聞こえてこない。理由は、中国共産党政府の情報戦略にある。事実を隠し、違ったことを公表した。
ウイグル人が漢民族を暴行したイメージを作った。目的の為には、手段を選ばない。

こうしたやり方は、欧米ではマフィア。日本ではヤクザ。中国では共産党のやり方だ。
最初から死の弾圧を加えた。
7月12日の朝日新聞の朝刊は、こう報道している。「でも最初は平穏だった」
住民の証言です。ウイグル人は、平和的にデモを行った。警察―と言っても中国は日本と違って武装警察です―は、水平に銃撃をした。これは、虐殺。
朝日新聞は、中国を嫌いではない。それでもこう書いている。
有無を言わせず、警察が銃を発砲し、暴動となり、さらに軍が攻撃した。それが今回の粗筋であり、真実ではないかと思う。
中国共産党が残忍極まりない虐殺を行った。国際社会は糾弾しなければならない。黙っていれば、中国共産党に「何をやってもいい」という間違ったシグナルを発することになる。
国際社会の弱腰が世界にマイナスの影響を与える。かって、ヒトラーが何をやっても英仏は当初黙認していた。それが第二次世界大戦となってしまった。内部の弾圧にも、対外的な侵略、拡張政策に対しても、断固とした姿勢を示すことが世界の平和を保つことに繋がる。世界の政治学者に「あの時に、断固として対応していれば」と書かせるようなことがあってはならない。

【 質疑応答 】

質問者:中国胡錦濤主席がG8から帰国した。一部には、昨日のデモなどでも中国共産党政府を崩壊させないと問題解決にならないとの見解もあったが石平氏はどのような見解か?

石平:中国共産党には、崩壊して欲しいが、すぐに崩壊することにはならない。
しかし昨年からの一連の事態の発生は中国共産党政府にとってたいへんな事態となっている。国内暴動も起きている。これらの全体の動きからすれば、チベット、ウイグルに対処するよりも国内情勢に対応しなけらばならない。13億の漢民族だけでなくチベット、ウイグルの土地も奪って中国としていることが時代錯誤で、彼らの妄想。故に、いずれ崩壊するが、そのプロセスでいろいろなことが起こると思う。中華帝国の崩壊は、これ以上いいことはない。その可能性は大きい。

朝日新聞:具体的にウイグルから声は届いているか?

イリハム:ウイグル地域で起こっていることは、インターネットでわかるようになった。
中国人の暴動で、あれだけの軍を派遣することはない。ウイグル人だと、あれだけの軍を派遣している。世界には、そのことに注目して欲しい。
いまは、もう信じているのはアラーの神だけ。
イスラム世界も信頼したが、彼らも何もしてくれなかった。自分の国民を退避させるだけしかしなかった。アメリカやヨーロッパからも強いメッセージは来なかった。
258万の生産建設団、50万の軍隊、こうした勢力が、ひとりが数人を殺せば、中国政府は800万のウイグル人は、すぐに全て抹殺できる。
私は、最後に、死ぬ時、何もできなかったとしても、「ウイグル万歳」とそう言って死にたい。

統一日報ミゾグチ:(世界に訴えたいことは、という主旨の質問であったと思う)

イリハム:中国政府がアラビア世界に対して、9・11以降、ウイグルなどを「テロリスト」「反政府主義者」というレッテル貼りに成功した。
もう、信じているのはアラーの神しかいない。金曜日の礼拝は、一週間でイスラム教徒にとって一番大切な日。アラーの神の家に行ってお祈りを捧げる。この日、イスラム教徒は、懺悔する。そして家族の、国民の、民族のそして世界の平和を祈る。
60人の(ウイグルの)女性、男性が、BBCの記者の目の前で、武装警察が殴って、紐で縛って連行された。でもアラブ世界は何のメッセージも発信してくれなかった。
これでは、BBCの記者の前で、(ウイグル人は)殺せると思います。なぜなら、それを世界が批判しないから。世界からのメッセージがないから。
イスラム教徒である前に、我々は人間なんです。私の声を、イスラム世界に聞いて欲しいです。

ペマ: イリハムさんの気持ちはよくわかります。でも中国共産党は、チベット、ウイグル人が、中国の挑発に乗ってくることを待っている。
中国共産党の崩壊の前に、殺されてしまうのではないか、同化されてしまうのではないか、この危機感はよくわかります。しかし、この度のことは、長い間起こっていたことのひとつの局面に過ぎない。
「観光のアトラクションとして行え」というような民族を挑発するような事を、中国共産党はやってきて、多くの人が衝動的に、私の故郷でも「ダライラマ万歳」と叫んで捕まり、家宅捜査をされたりしている。そこに私の家族の写真などが出てきて、「外と繋がりがある」と監視をされたりしている。軍が、そのように押さえつけているのです。イメージ戦略がある。チベット人、ウイグル人が暴動を起こしているのだというイメージを作りたいのです。でも現実は、チベット人やモンゴル人、ウイグル人が中国に入っていってるのではない。中国人が入ってきているのです。チベット自治区の総督の言葉で、我々ははっきりと認識をしたのです。何と言ったか。中国人に「家に帰りなさい。敵は、私達が対処する」そう言ったのです。我々がどのように扱われているのかが、ハッキリと分かりました。
「チベット青年会議はテロリストだ」と、そういうレッテル貼りをしている。
ですから、(国際社会の)報道は、ウラを取って欲しい。
私達は、神様への希望を持っている。それしかない。同時に世界の良識にも希望を持っている。その世界の良識に、我々は、訴えたいのです。




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中国政府によるウイグル人虐殺抗議デモ
デモ行進出発直前

中国政府によるウイグル人虐殺抗議デモ
デモ行進の様子


デモ終了後の集会

在日台湾人団体からの声明文

7月5日、東トルキスタンに起こったウイグル人の抗争は、漢民族が領土拡張で行ってきた弱小民族への圧迫、民族浄化、民族文化の絶滅への抵抗である。すなわち、ウイグル人の蜂起は民族自決権と民族生存権に基づいた天賦人権的の戦いである。
今回の抗争は東トルキスタンを不当に占領してきた中国政府の非人道的な暴政、度かさなるウイグル人の虐殺と漢民族の経済搾取がもたらした必然的な衝突である。したがって今度の惨事に中国政府が全責任を負わなければならない。

われわれはウイグル民族の民族生存権と民族自決権を擁護し、ウイグル民族の勇気ある闘争に心より応援する。同時に中国政府の非道と漢民族の横暴を指弾するよう全ての人びとに呼びかける。

2009年7月10日
日本台湾人団体一同(在日台湾同郷会、日本台湾医師連合、日本台医人協会、怡友会、在日台湾婦女会、メールマガジン「台湾の声」、台湾団結連盟日本支部、在日台湾人アジア人権研究会)


アジアと中国の民主主義を考える会代表
前衆議院議員 牧野聖修氏からのメッセージ

まずはじめに、今回の事態でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げ、遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
また、ケガをなさった方、拘束された方にはお見舞い申し上げます。
お招きをいただきましたのに、出席できず申し訳ございません。

今回の事態には大きな衝撃を受けました。
平和的に抗議活動をした人々が殺され、拘束されるなどということは、絶対に許されることではありません。
本日、お集まりのみなさんと共に、中国政府に対し、強く抗議の意を表明いたします。

ただ、考えてみますと、ウイグルの人々への中国政府による残虐行為は、今回に始まったことではないことは、みなさんもご存知の通りです。
そのような数々の悪行を知る国際社会は、さらなる残虐行為を防がなくてはなりませんでした。
にもかかわらず、またもや中国政府に蛮行を許してしまったことは、国際社会の一員としては、誠に確固たる思いを抱くものであります。

このような事態を二度と起こさせず、そして、ウイグルの人々、内モンゴルの人々、チベットの人々、法輪功、民主活動家など、中国で弾圧を受けている人々が一刻も早く解放されるよう、今後もみなさんとともに、尽力してまいる所存です。

2009年7月12日
アジアと中国の民主主義を考える会代表
前衆議院議員 牧野聖修

 


イリハム・マハムティさんの挨拶


本当にありがとうございます。
我々の運動はここで終わったわけではありません。
この運動は、我が民族が自由になるまで、ウイグル人が最後の一人を残すまで、平和の集団でこの抗議を最後まで、行います。
そのとき、みなさんの支援がますます必要になります。どうか皆様、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました!

 


日本ウイグル協会

今回のデモに対して、日本ウイグル協会から、声明文を出しておりませんでした。
7月3日に中国大使館に投函した抗議文がだいたい同じです。
中国による民族絶滅政策、同化政策の一貫として今回の事件が起きました。
ですから、中国の政府が行っている同化政策に対しての抗議文は、今回も同じものになるかと思います。
ということで、日本ウイグル協会からは発表しておりません。
かわりに、在日のウイグル人、今まで表に出ることができなかった方々が、ウルムチの人たちが自分たちの命の危険を顧みずにデモを行ったことに心を動かされまして、今回大勢のウイグル人が表に出てきました。
そのような在日ウイグル人の留学生、また研究者の方々一同から、今回中国大使館宛に抗議文が出されました。
それを読み上げていただきます。


みなさんこんにちは。
****です。(お名前聞き取れず)
日本ウイグル協会が立ち上がったときのメンバーの一人です。
手短に、在日のウイグル人研究者たちからの、6月26日広東省のオモチャ工場での事件と、7月5日ウルムチの虐殺に対しての抗議文を発表させていただきます。

中国大使館へ

2009年6月26日、広東省のオモチャ工場において、漢民族による集団虐殺事件が起こり、東トルキスタンから強制的に移送されたウイグル人労働者たちが多数虐殺されました。中国政府はこの事件の真相、殺人の真相を明らかにしていません。
私たちはこの状況に対して怒りを覚えるとともに、大変遺憾なことと思っております。

この集団虐殺事件では、中国語の能力が十分ではないウイグル人労働者らが、漢民族の管理者から日々不当な扱いを受け、まわりの漢民族労働者からひどい差別を受けて、結果的には虐殺の犠牲者となりました。

さらに、7月5日にウルムチにおいて、この集団虐殺に対する真相究明を求め、抗議する平和的デモがウイグル人の大学生と市民らによって行われたが、武装警察と人民解放軍が「民族平等、民族差別をするな、殺人犯を捕まえろ」と抗議デモに参加した人たちに対して無差別に発砲し、数百人の大学生や市民が虐殺され、1000人あまりの人が逮捕されました。
そして、抗議デモの間に、中国政府は、電話やインターネットを切断し、海外との連絡が取れなかったのも事実であります。正確な情報を流れないようにしました。

さらに中国政府による公式発表、新華社通信の発表は真っ赤な嘘でした。漢民族が被害にあったようにみせて、全世界にそればかり流しました。今回の事件は歴史に残る民族差別の悲劇であり、全世界のウイグル人および平和を願う全世界の人々の心を激しく傷つけました。

私たちは中国政府がこうした事実、世界情勢をわきまえず、今回のウイグル人への無差別虐殺、人権侵害事件を起こしたことに激しく失望するとともに、その後の中国政府の武力による鎮圧、一方的な報道規制に対して強く抗議します。

今回のウイグル人虐殺事件は非常に遺憾な事件であり、全世界のウイグル人はこれに対する謝罪を中国政府に強く求める。

ありがとうございました。

 

杉並区松浦芳子議員

中国政府によるウイグル人虐殺抗議デモ 杉浦芳子
 

皆様こんにちは。お疲れ様でございます。
私は草莽全国地方議員の会代表で、杉並区議会議員の松浦芳子でございます。
本日は武蔵村山の天目石議員と、先ほど話された荒川区議会議員の小坂議員と、今日は選挙が終わったばかりなので残念ながら3人でしたけれども、
私たち地方議員ができることは、国会に対して各地方議会から、「中国に抗議をせよ」という意見書を出すこと。これはできることでございますので、草莽全国地方議員の会はその行動を起こしたいと思っております。

国会議員共々私たち地方議員はがんばりますので、皆様ぜひ、みんなの力で平和を守らないといけないと思っております。
私たちは日本人でございますので、日本人ここにありということで、今日は歩くのはちょっと下駄で大変だったのですが、一生懸命痛いながら歩きました。その心意気を認めてほしいなと思います。

皆様今日は本当にありがとうございました。
ありがとうございます。




抗議デモ その1  抗議デモ その2  抗議デモ その3
抗議デモ その4  抗議デモ その5  抗議デモ その6
抗議デモ その7  抗議デモ その8  抗議デモ その9
抗議デモ その10



荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
ウイグル人虐殺に対する抗議集会・デモ参加
http://kosakaeiji.seesaa.net/article/123416378.html



中国製玩具とウイグル問題
youtube http://www.youtube.com/watch?v=0gnfMsUi4nU

youtube 英語版 http://www.youtube.com/watch?v=yTGEsLhvfls
 

ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm7616213
 

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日本文化チャンネル桜
水島総社長

中国政府によるウイグル人虐殺抗議デモ 水島総
 

ご苦労様でございます。
今日1時から中国大使館前での街宣を一緒にやってまいりました。
たくさんの人が声をあげ、そして抗議の声をあげてまいりました。
今日のデモに対しても、中国のネットというのは、これを邪魔しようとか、やっつけようとか、とんでもない支那人の学生あるいは青年がいるようであります。

こういうことは実は、今日のウイグルが明日の台湾、明後日の日本、ということが以前五輪の長野のあの騒動でよくわかったと思います。

今、私たちがはっきり決めなければならないのは、中国共産党は「人類の敵」だということであります。
この集団があるかぎり、世界に平和もそして平等も何もいいことは絶対に起こらない。

彼らは権力とそして金欲、あらゆる欲望、今我々人類が一番味わっている一番悪い欲望の権化となって世界中に広がっています。今アジアだけではない、アフリカも、そして南アメリカも、そして、あのアメリカでさえも、この欲望にまみれた、こういう姿、中国共産党と同じような道を今歩もうとしている。

せめて、世界最古の国である我々日本の国が、大きな声をあげ、そして私たち自身が強くなり、アジアの民とともに本当のすばらしいアジアを作っていく、こういうことが今求められている。先ほど、林建良さんがおっしゃったように、日本政府はこのような中国の暴虐、虐殺に対して、何の声もあげていない。まことに恥ずかしいことであります。

せめて、私たちは一声挙げ、大きな国民運動として、この東トルキスタンの問題、そしてチベットの問題、南モンゴルの問題、そしてもっと言えば、支那大陸の中国共産党支配を終わらせる手助けをしようではありませんか。
中国を解体しないかぎり、アジアの平和はないということであります。

民族自決のない我々の先輩は、支那革命のときも様々な形で大きなアジアの平和と、そして平等、独立、こういうものを白人社会に対して求めてきました。

今最も、世界で悪質な人類の敵というのは、中国共産党であります。
我々はもう、そのことをはっきりと認めようじゃないか。
中国共産党を解体する、あらゆる手段を使って戦いを挑み、解体する。

私はいつも言います。日本の核武装も必要だ。なぜか。
やつらの核をきちっと抑え込む、そういうためにも必要なわけであります。
私たちが強くなることは、アジアに優しくなることです。

そしてもう一度、 私たちは、二千数百年に渡る、日本人の正義、正しいことを正しいという勇気をもう一度思い出し、そして私たちの子供にこの背中をみせようじゃありませんか。

もう一度確認します。

きょうのあのウイグルの惨劇は、明日の台湾であり、明後日の日本である。

このことを自覚して、今日戦いを続けたいと思います。

どうもありがとうございます。




(あと1回続きます)




抗議デモ その1  抗議デモ その2  抗議デモ その3
抗議デモ その4  抗議デモ その5  抗議デモ その6
抗議デモ その7  抗議デモ その8  抗議デモ その9
抗議デモ その10




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荒川区議会議員
小坂英二氏

中国政府によるウイグル人虐殺抗議デモ 小坂英二
 


今、日本人の良識が試されています。世界最悪の血塗られた侵略組織、中国共産党の延命に日本人が多くの民族と共にNOをつきつけなければ、殺され続けているウイグルの人達にもチベット、南モンゴルの人達にも永遠に顔向けができません。また、何よりも中国共産党の虐殺や膨張を見過ごしていると、それはやがて台湾、沖縄、日本本土にも広がってくることは歴史を見れば有り得ることです。

日本人も、弾圧されているウイグル、チベット、南モンゴルの人達も団結して、数千人と言われる今回のウイグル人虐殺のみならず、長期間継続している虐殺、文化・宗教・言語破壊に抗議の声を挙げて参りましょう!

以前に参加した集会においても訴えましたが、現地の状況を知るには、中国共産党のフィルターを通した情報は全て疑って捕えなければならないということを、皆様だけでなく皆様の身近な方に伝えて欲しいということです。

今回のウイグル人への大虐殺の前後に起こったことを考えるにあたって、昨年におきたある事実を思い出す必要が有ります。

昨年の8月4日に中国共産党の武装警察にダンプカーが突っ込み手榴弾などで16名を殺害、16名が負傷したというニュースが「ウイグル人のテロである」との内容で中国共産党国営の通信社から流され、全世界に報道されました。
しかし、この事件について、9月28日のニューヨークタイムズでは「現場を偶然ホテルの窓から見ていた米国人旅行者3名が撮影したビデオと写真によると、「ウイグル人のテロではなく、共産党警察の内部の抗争での殺し合いであったこと」が明らかになっています。
ネット上では、その旅行者が撮影した写真(警察官同士が殺しあっている写真)等が公開されていますが、多くのメディアでは、当初の報道が訂正されることは無く、「ウイグル人によるテロである」との誤った認識が残ったままです。
中国共産党組織内部の抗争を隠すことに加え、ウイグル人を悪者にできるという彼らにとっては一石二鳥のでっち上げ報道が世界に流されたのです。

これはほんの一例であり、民族問題のみならず、あらゆる分野で嘘がまき散らされ、その嘘を正当化する為にさら嘘が塗り固められています。
中国共産党のフィルターを通って振りまかれる情報はニュースはもちろん、公式統計を含め、まず、嘘と疑うべきです。その意味で、日本の報道機関は新華社通信などといった共産党の政治宣伝機関の言い分をそのまま垂れ流すことは犯罪に等しいということを強調しておきたいと思います。

ウイグル人が作った独立国、東トルキスタン国を軍事侵略して植民地支配をして人口侵略も長年続けてきたことが今回の動きの背景にあることだけは絶対に忘れてはなりません。

こうした問題の解決には、共産党による血塗られた支配体制を一日も早く終わらせること以外には無いと、私は思います。
60年に渡って東トルキスタン、チベット、南モンゴルで続けてきた虐殺や文化破壊を今さら止める訳が有りません。
今、個人個人で共産党支配にNOをつきつけ、それが各国政府を動かす力にすらなるように行動をしていこうではありませんか?

具体的には中国製品を買わないこと。漢族以外の民族や「いわゆる政治犯」、児童に強制労働させて作りだされた中国製品はそれ自体、罪深くさらに有毒物質の含有などの危険性もあります。そうした製品を買うことが、中国共産党支配体制を支えています。

中国製品が溢れる状況、中国製品を買わないことなんてできない!という人がいますが、個人個人が行動し、できる限りそうすることで大きな動きになっていくと確信します。
例えばノートパソコンは86%が中国製です。しかし、4%は日本産、10%は他のアジアで生産されています。携帯電話も57%が中国製ですが、逆に言うと43%は中国以外の国で生産されています。
選ぼうと思えば中国製品以外を選べるのです。買い物をする時に、「共産党独裁にNO!」をつきつける意思を持って、中国以外の製品を選ぶ努力を皆様にしていただき、その動きを知り合いにも広めていただくようお願い申し上げます。

そして、こうした誤りに気づいた以上、気付いた人間がそれぞれの立場で良識を持って「誤りを正すべきだ」ということを多くの方に呼びかけていく責務があると思います。

東トルキスタンの問題はもはや他人事でなく、明日の日本の問題でもあります。本来、民族自決を保障され独立を確立すべき東トルキスタン国を明確に支援するんだという意思を持った人間が確かにいるのだということを今日の集会やデモで示し、また、こうした問題を知らない多くの方に対して問題提起ができればと思っています。

ご自身や東トルキスタンに残られた家族の危険を顧みずに、今日のデモに参加をされたウイグルの皆様に心から敬意を表し、私も日本の地方議員の一人として東トルキスタン、チベット、南モンゴルの民族自決、日本、台湾の安全の為に明確に発言、行動していくことをお約束し、挨拶とさせていただきます。共にそれぞれの持ち場で頑張りましょう!

 
つづく


荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
ウイグル人虐殺に対する抗議集会・デモ参加 よりコピーしました
http://kosakaeiji.seesaa.net/article/123416378.html



抗議デモ その1  抗議デモ その2  抗議デモ その3
抗議デモ その4  抗議デモ その5  抗議デモ その6
抗議デモ その7  抗議デモ その8  抗議デモ その9
抗議デモ その10




中国製玩具とウイグル問題
youtube http://www.youtube.com/watch?v=0gnfMsUi4nU

youtube 英語版 http://www.youtube.com/watch?v=yTGEsLhvfls

ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm7616213

 

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台湾の声編集長
林 建良(りんけんりょう)氏

中国政府によるウイグル人虐殺抗議デモ 林建良
 

みなさん、こんにちは。
林 建良です。
今回、中国が起こした罪は、決してウイグル人だけに起こした罪ではありません。
あれは、全人類に起こした大きな罪です。
我々は、もし、このウイグル人のジェノサイドを許してしまえば、明日は我が身です。
我々台湾人は、決して、この中国の残虐なジェノサイドを看過してはいけません。

そして、それでも無関心であれば、明日は我々同じような目に遭うのです。
みなさん、今のところ、日本の政府もアメリカの政府も、中国に対して、まったく批判していません。
あれは、非常に偽善的な態度です。
人権と平和は大切だ、といつも言いながら、これほどの全人類に対する罪を犯した中国に、なぜ一言も、言わないのか!

このことを許してしまえば、世の中で、どんな残虐な罪を犯してもいいことになります。
この中国を結局バラバラにするしかありません。

我々の独立はもちろん、東トルキスタンの独立はもちろん、南モンゴルの独立はもちろん、チベットの独立ももちろん、この残虐な集合体をバラバラにしなければ、世界の本当の平和はありません。

みなさん、日本は世界一平和を愛している国、世界一、正義感のある国だったと思います。
しかし、今の日本社会、今の日本政府は、悪を容認し、善を弾圧するような行為を黙認しているではないか!
さらに、あのアメリカが、善良なウイグル人をテロ組織だという中国の決めつけを黙認したり、中国のウイグル人への弾圧を黙認したり、対テロ対策の名の下で、やっていることは、その民族の絶滅行為なんです。

このアメリカの偽善的な態度を批判しなくてはいけません。
日本政府に、アメリカ政府に、そして台湾政府に、中国を批判するように圧力をかけなければいけません。

そして、中国政府は決して話せばわかるような、組織、人間ではありません!
彼らのしていることはたった二つです。
一つは利益、一つは恐怖なんです。

ですから、圧力をかけてバラバラにしないかぎり、世の中の平和はありません。

あの国、あの政府は、ウイグル人、モンゴル人、チベット人、さらに自分の国民まで弾圧しているのです。
このような政府が世の中に存在していいのか!

みなさん、ぜひ日本から、そして台湾から、全世界に発信したい。

悪の根源は支那政府です。
この悪の根源の息の根を止めない限りは、我々に平和な日は訪れてこないです。

がんばりましょう!




つづく



抗議デモ その1  抗議デモ その2  抗議デモ その3
抗議デモ その4  抗議デモ その5  抗議デモ その6
抗議デモ その7  抗議デモ その8  抗議デモ その9
抗議デモ その10





中国製玩具とウイグル問題
youtube http://www.youtube.com/watch?v=0gnfMsUi4nU

youtube 英語版 http://www.youtube.com/watch?v=yTGEsLhvfls

ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm7616213
 

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