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今回も統計の話。
まず、図の(a)を見て欲しい。
横軸が各都道府県の1世帯あたりの可処分所得である。これが大きい県ほど、裕福な家庭が多いということになる。縦軸は、各都道府県の中国人の人口比率である。これが大きいほど中国人の比率の高い県だということになる。この二つの間の相関係数は、有意水準1%で有意だった。これは、「裕福な家庭の多い県ほど中国人の人口比率が高い傾向がある」ことを意味している。
図(b)は韓国・朝鮮人についてのものだが、相関があるとはいえなかった。他に、北米、南米、ヨーロッパ、アフリカについても調べたが、このような傾向が見られたのは中国人だけであった。
図(c)は、横軸が中国人の人口比率、縦軸が、人口百人あたりの窃盗犯の認知件数である。この二つの間にも有意水準1%で有意な相関が見られた。中国人の比率が高い県ほど、単位人口あたりの窃盗が多い傾向が見られる、ということである。
図(d)は韓国・朝鮮人についてのものだが、こちらはさらに強い相関が見られた。
北米、南米、ヨーロッパ、アフリカについても調べたところ、同様の傾向はあったが、特に相関係数が大きいのは、中国と、韓国・朝鮮だった。
統計の解釈は難しく、はっきりしたことは言えないけれども、興味深い結果だと思う。
今回使ったデータは次のページにある。
平成18年 窃盗犯認知件数
http://web.pref.hyogo.jp/contents/000099110.xls
平成19年 都道府県別 国籍 (出身地)別外国人登録者
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001031723
平成17年 各都道府県の人口
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001005118&cycode=0
平成11年 一世帯あたりの可処分所得
http://www.pref.okinawa.jp/toukeika/100/2004/05/in035_1.xls
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千葉県在住