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日本はチベットから多くのことを学ぶことができる。優れた精神文化や深い歴史からだけではなく、中国に支配された経緯と命がけの抵抗運動から、我々が多くのことを学ぶべきだ。チベットが自由になるということは、日本が自由になるということだ。――このサイトの趣旨にご賛同いただける方は、サイト内の文章をご自由にご利用ください
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前半3人の講演に対する後半3人のコメント


永山英樹氏

(声を詰まらせながら)
イリハムさんのお話を聞きまして、東トルキスタンはここから遠いところですが……憤りを禁じ得ません。以上です。


青山繁晴氏

みなさんこんばんは。
今、永山さんが声を詰まらせ、「憤りを禁じ得ない」とおっしゃったんですけれども、実は僕もまったく同じ気持ちなんですけれども。

一つ思い起こすのは、ウイグルで民衆蜂起があったとき、ちょうどサミットをやっておりましたよね。
アメリカで初めて黒人で大統領になったオバマさんも、日本で保守派を掲げたはずの麻生さんも、みんな集まって、イタリアのラクイラサミットで、ウイグルの問題、チベットの問題について、ただの一言の言及もなかった、という世界の現実があるんです。

それはどうしてかというと、去年9月に金融危機というものが始まって、今や中国の購買力に依存して、世界が経済を立て直そうとしている、ということがあるからです。

今、イリハムさん、あるいはペマさんから、ウイグルとチベットの現状を聞いていますと、どれほど、中国が勝手に名付けたところの自治区の中で、ウイグル人やチベットの人々が孤独でいるか、世界の中で何の支援もなく……ね、永山さん。

永山さんの声を詰まらせる気持ちがわかるんですけれども、そういう人々が、この会場を見たら、何の得にもならない人が、日曜日の夜にこうやって集まってて、みんなでチベットとウイグルと、あるいはモンゴルや台湾のことを考えようとしている、というのは、本当はウイグル人やチベット人、台湾、モンゴルの方々に知ってほしいな、と。

何とか伝える手段はないものかと、僕は思いました。
だからたまたまみなさんと向き合ってて、こちらは壇上にいて、みなさんはそちら側にいらっしゃるんですが、実はまったくそういうことじゃなくて、僕たちの存在だけが、あえて申せば、チベット人やウイグル人の孤独を癒す。孤立しているわけじゃない。
かつて南アフリカで黒人が戦ったときのように、決して孤独ではない。

世界の権力は今、中国の北京政府にすり寄っているかもしれなけれども、世界の民衆は決してそうじゃない、というのが、今日、代々木で、今、目の前に起きていることだと思っています。


西村幸祐氏

どうもこんばんは。
西村です。
皆様のお話を聞いてですね。本当にその通りだと思うわけですが、特に今こうやって私たちがこの7月の下旬の日曜日の夜、関東地方が真夏の天候になって、夏がきたという心地よさを感じた夜に、ここにこれだけの方が集まっている。この状況は、何かが始まっているその第一歩であるという認識を、私たち全員、パネラーとみなさんで共有したいなと思います。

こういった状況は、日本の情報空間の中にまったくない。削除されている。そういう今の状況があるわけで、それはトルコで、最近も非常に大きなウイグルへ向けた支援、デモンストレーションが起きています。しかしなかなかそういう映像も入ってこない。

とにかく、みなさん、一人一人が発信していく。それが、ひいては、さきほど石平さんがおっしゃったような、悪の帝国をつぶしていく力になっていくし、同時に、私たち日本人と日本民族の将来、そしてもちろんチベット人、ウイグル人、モンゴル人という、支那によって侵略されて、圧迫されている周辺の民族の方々の、これからの再生にもつながるということを確認したいと思います。

 

ペマ・ギャルポ氏

最後に一つだけ。僕はこの会場をみて、とにかく希望がもてると思います。
世論は変わっています。二人(イリハム氏、石平氏)が生まれる前から僕は難民になっていますから、今、これだけの人が集まっているんですよ。世界中は目覚めている。

どのような巨大な帝国も続かなかった。中国も続かない。でも今の現状を1日も早く終わらせるためにどうするかということであって、あそこがつぶれるのは間違いないと思います。

そのためには、今日ここにいらっしゃった方々一人一人が、せっかく話聞いたけれど、あまり意味がない、と思わないでください。

僕が40年前にチベットのことを言っても、こうやって同情して話してくれる人が…もちろん、川喜田二郎、先週亡くなりました、文化人類学の、が移動大学といって、日本中をまわって、中国がチベットに対して、偽の印鑑を押しつけた、ということをおっしゃってくださった。
だけど、あのときは川喜田先生に対して、まわりの学者は、「あれは学者じゃない」「チベット二郎だ」ということで軽蔑するような社会だったんです。

それに比べると、世の中これだけ同情してくれる人がいて、各テレビ局も、なんだかんだいって、昔に比べたらかなりやっています。

ですからみなさん、できることは、みなさんがもっている機関銃、それは口です。まわりにたくさんしゃべっていただく。そして、みなさんはいろいろ書けると思うし、今はブログというものもあるわけですから、一生懸命やっていただければ、一日も早く、今の悪い状況を終わらせられるということであって、とにかく希望をみなさんにもってほしい。
私たちも希望で、特に難民になって、国を失っても、ずっと支えられてきたものですから、希望だけはもってほしい。

特にウイグルで何が起きているかということに対して、たいへんな、特に家族のことを考えると、つらいと思いますが、やっぱり希望を持つことが大事だと思いますし、みなさんぜひ、口の機関銃をたくさん撃ってください。

よろしくお願いします。


つづく

 

その1   その2   その3   その4

その5   その6   その7   その8


 

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