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日本はチベットから多くのことを学ぶことができる。優れた精神文化や深い歴史からだけではなく、中国に支配された経緯と命がけの抵抗運動から、我々が多くのことを学ぶべきだ。チベットが自由になるということは、日本が自由になるということだ。――このサイトの趣旨にご賛同いただける方は、サイト内の文章をご自由にご利用ください
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http://tibet.blog.shinobi.jp/Entry/145/ のつづき


オモチャ工場でのウイグル人集団暴行事件


6月26日広東省韶関(しょうかん)市のオモチャ工場で
起きたウイグル人集団暴行事件の概要
http://maglog.jp/nabesho/Article678795.html
http://tibet.blog.shinobi.jp/Entry/118/

動画
http://www.youtube.com/watch?v=6uN32RSb92w
http://www.youtube.com/watch?v=iaBoFdFC9EI



何があったのか。
ウイグル人は何か悪いことをしたのか。
何も悪いことはしていません。

中国政府は600人と発表しているんですが、カシュガルのある町の一番偉いウイグル人が発表したのは、5月にその町の若者815人がその工場に行ったと。815人が同じ工場にいたんですね。

中国の報道によると、仕事をきちんとしない中国人がその工場から追い出されて、戻ってきても、もういらない、と言われ、ウイグル人がたくさん来たせいで自分の職を奪われた、と思ったということです。
それで、ウイグル人が中国人の女性を暴行した、という嘘の情報を携帯で流したんですね。
その結果、交代制で仕事から宿舎に戻ってきたウイグル人200人を、中国人が6000人が暴行したんです。男女の別なく、暴行したんです。

この事件が始まったのは25日夜の10時です。
警察が現場に来たのは26日の3時。

5時間も、警察はどこにいた?
どこにも行っていません。
ただ、殴られているのはウイグル人ですから、警察はむしろ喜んでいるかもしれません。

中国は90年代からウイグル民族=テロリストと宣伝してきました。

もちろんウイグル人の中にも、悪い人間はいます。
ウイグル地域で仕事が見つからないので、中国本土に行って、犯罪に手を染めるウイグル人はいます。そういうごく一部のウイグル人を、中国の新聞、雑誌は大きく取り上げるんです。
まるで我が民族全体がそうであるかのような宣伝をしてきたんです。

あの6000人の中国人は、まるで自分の先祖を殺した人間を殴るかのように、ウイグル人を人間と見なさず、動物のように暴行を加えたんです。

もし、中国人がウイグル人を殺したことを自慢して、その映像をインターネットで流していなければ、世界は、こういうことが起きているということはわからなかったでしょう。

私たちウイグル人もわからなかったと思います。

あの映像は、中国人が「こういう悲惨なことがあった」と流したものではありません。
自慢して、流したものなんです。

その映像の最後の方で、一人のウイグル人が、意識を失って倒れているんですね。意識を失ったか、死んでいるのかまったくわかりませんが、その人を、中国人が再び、鉄棒で殴っているんです。

それがショックだったのではありません。
そのそばに、警察官が立っていました。
その警察官は、その中国人を阻止するそぶりも見せませんでした。
ただ見ているだけです。

http://www.youtube.com/watch?v=dh7zpztz1tA
(この映像の3分18秒あたり)


そのことが、私たちウイグル人に、ものすごいショックを与えたんです。

この国では、私たちは人間として扱われていない。
その映像を見て、私たちは確信しました。

政府が、死者は2名と伝えていますが、私たちは十数名死亡という情報を得ています。
病院に運ばれて死んだ人は公表されていません。

そのとき、政府は約束しました。
「この問題は、きちっと解決しますから」と。
26日にそういう約束をしました。

27日、ウイグル政府のホームページでも、広東省韶関市のホームページでも、この事件のこ情報は全部なくなりました。情報が一切消されました。

それからあそこにいたウイグル人で携帯電話をもっていた者は、すべて回収されました。
現場の情報を外部に伝えるのを恐れたからです。

ウイグルの農村からきた韶関市の若いウイグル人たちは、みんな、自分たちの村に電話をかけさせられ、「私たちは大丈夫」と言わさせられたんです。
彼らは今自分の自由意志で電話をかけることはできないという状況になっているんです。

ですからあの日、死者2名という話を、私たちは信じていません。


http://tibet.blog.shinobi.jp/Entry/146/ へつづく



 

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