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石平氏
先ほどペマ先生のお話にあった、元中国人の石平と申します。
元中国人であるだけに、この場にいること自体、何か肩身が狭い、つらい思いをしています。
私は今日は高いところから発言する資格もなく、むしろ親友でありながら、ペマ先生とイリハムさんにお詫びしなければならなければならない立場でございます。
でも今は、日本国民となっておりますので、これから日本国民の立場から、今回の問題をお話させていただきます。
その前に、先ほどイリハムさんにご紹介していただいたウルムチでの事件の概要を聞きますと、すぐ20年前の、私が当事者だった天安門事件を思い出しました。
中国共産党は20年前に天安門でやったこととまったく同じことをやっています。
私たちの場合は、平和裏に、民主化を求めました。平和裏に民主化を求めた私たちの仲間に対して、中国共産党政権が平然と戦車まで出動させて手当たり次第、殺していきました。
そして20年後に、ウイグル人に対して、ウイグルの若者たちに対してまったく同じようなことをやっています。
20年経っても、中国は経済、政治いろんな変化があっても、中国共産党政権というものの本性は何にも変わらない、ということが証明されたと思います。
自分たちの権力を守るために、殺人でもどんな悪いことでも平気でやる、というのが中国共産党であって、しかも、北京の天安門だけではなく、ウルムチだけではなく、ペマ先生のチベットでも同じことをやりました。
それで、中国共産党政権、中華人民共和国とはいったい何だったのか、と最近常の思うのですが、私の結論としては、おそらく、人類の歴史上出現したすべての悪の帝国のいちばん悪いところを全部集めてできあがったのが北京政府じゃないかと思います。
(会場拍手)
いやいや拍手しなくていい(笑)。そんな悪い政権ができて、喜ぶことは何もありません。
考えてみればそうですよ。たとえば、世界史の中で、人類何千年の歴史の中で、いろんな悪い政権が出てきて、悪の帝国が出てきて、人類に大きな災害をもたらした。
しかし、考えてみますと、今までの悪いやつらがやってきたことは、中国共産党もやっています。
たとえば植民地政策一つを取ってみても、西洋列強はアフリカ、南アメリカ、アジアに来て、人の土地を奪い、主権を奪い、現地の人々を奴隷のように使う。さらに自分たちが相手の土地に入植する、というような植民地政策を何百年間も続けましたが、今中国が、チベットでやっていること、ウイグルでやっていることは、それと何ら変わりがありません。むしろ、イギリスの植民地政策よりさらに非道いことを行っています。
ナチスドイツはユダヤ人に対して民族浄化政策を行いました。中国はチベットでも、ウイグルで同じことをやってきたし、これからもやろうとしています。
人権の抑圧にしても中国共産党ほど人権の抑圧をしている国はありません。
ナチスドイツもそうですが、軍備拡大して結果的にいろんな国を侵略して、人類に大きな災難、死者何千万人も出しました。そんな悪いことを今やろうとしている国は、唯一中国共産党政権だけです。
この十年間、中国はどこの国からも軍事的脅威にさらされていないにもかかわらず、一生懸命軍備拡大を行っているのは、自分たちが何かをやるということです。
人類の歴史上出現したことのあるすべての悪の帝国がやってきた全ての悪いことを、今の中国共産党が、中南海の中で座りながらやっている、しかもこれからもやるので大変ですね。やっただけではなく、今もやっている、しかも、これからやる気まんまんですよ。
悪いことをやる気まんまんの政権がこの地球上に存在していること、いやみなさん、本当に笑い事じゃないです。すべての日本国民も含めて、すべてのこの地球上の人間にとって、関わりのある大変重要な事実です。
しかも、この政権は核兵器までもっている。良識も良心も人権意識も何にもない、それほど怖いものは他に存在しません。それに比べれば、北朝鮮の将軍様などはかわいいものです。
じゃあ、どうすればいいか。
私は、20年前の天安門事件のとき、世界中が制裁しました。しかし2,3年経ったら、元通りになりました。そのとき、中国共産党に最初に救いの手を差し伸べたのは、他でもない我が日本国政府だったんです。
それで、江沢民政権が元気になったとたん、まず日本をやっつけた。
そういう歴史の教訓をもう一度、考えなければならない。
もしナチスがユダヤ人を虐殺したときに、世界が、良識のある国際社会が、全員立ち上がって、彼らにNO!とはっきり言ったとすると、おそらくその後の第二次世界大戦の悲劇が起こらなくてすんだかもしれません。
残念ながら、あの頃弱腰のイギリスが、ナチスドイツに何も言わなかった。結果的に、第二次大戦の大惨事につながりました。
まったく同じ意味で、我々日本国民も含めて、アジアの人々がこれから直面するのがまさにこの問題です。
北京の悪の帝国に対して、いつまでも弱腰で、無関心で、どんなことをされても許してあげる、ということを、さらにこれから10年、20年続ければ、ウイグル、チベットが全滅させられるだけじゃなくて、我々日本も決して安全ではありません。
アジアが大変なことになってしまう。
じゃあ、どうすればいいか。
今回のウイグルの事件で、おそらく我々はすべて中国共産党政権がどういうものか、どういう本性なのかをしっかり認識した上で、これからしっかりとした国際戦略を考えなければならない。
簡単に言えば、私が今、日本を含めて、むしろ日本が先頭に立って、台湾、インド、中国の後ろのチベット人、ウイグル人と自由世界の輪をつくり、民族の自立と人権と自由を守るというような連携を作り、北京の悪の帝国を完全に封じこめていかなければならない。さもないと大変なことになる。
私は日本の政治には期待できない。本当はこれから日本が国策として、チベットとウイグルを支援すべきだと思う。
それは道義的な支援だけじゃない。
国家が動くには、当然、日本にとっての国益がどこにあるかを考える必要がある。道議のためにチベット、ウイグルを支援するのは限界がある。
しかし、私から見れば、日本がチベットとウイグルの民族独立運動を支援することは、日本にとってすごく国益上大切です。
今中国共産党政権がたくらんでいるのは、東の海に出ること。
ですから、潜水艦をいっぱい開発して、台湾に出る、東シナ海に出る、もちろん、沖縄を含めた日本にも。
しかし、もし、日本が中国の西のチベットやウイグルの民族自立運動と連携すれば、あるいはチベットの民族運動、ウイグルの独立運動の気運が大いに高まると、それが中国共産党政権の、海に出る国策に対して、大きな牽制になる。
それで、彼らの後ろにも敵、前にも日本が毅然とした態度で出る。そうすれば、胡錦涛も後ろも前もどこにも出て行けない、という状況になれば、世界史上最悪の悪の帝国の侵略政策を封じ込めることができるかもしれません。
そんなことを言っても、我が日本国政府、自民党にしても民主党にしても、とてもそんな戦略をできる顔には見えない。たとえば、鳩山さんの顔を見ても。残念ながら。
それがこれから日本民族の存続にとってもとても大事なことで、本当は自民党とか民主党とかどうでもいいよ。僕がいちばん出てきて欲しい党というのは、中国共産党に対抗する党、反「中国共産党」党。それでいい。
これから日本民族にとって一番大きな脅威は北京しかない。
北京政府こそ、すべての悪を集めた悪の固まりです。毒ギョーザはまだかわいいほうです。これから毒ガス、毒兵器もやってくるんですから。
何がいいたいかというと、今のウイグル人たちの悲劇を見ていると、あと30年か40年で、それが我々日本国民の身にも降りかかってくるのではないか、 まさにそういうことを真剣に考えて、これから、北京にどういう風に対応していくか。
戦国時代で言えば「敵は本能寺にあり」。これからの我々のスローガンは「敵は北京にあり」ということです。
そして北京という敵にどういうふうに対応していくか、そのために、我々日本国民はまず一致団結して、毅然とした意識をもつこと、戦略をもつこと、そして、台湾ともチベット人ともウイグル人とも戦略的連携関係をつくり、北京を封じ込める。中国内部の変化を助けるためにも、封じ込める。
以前のレーガンの政策は正しかった。ソ連が崩壊したのは、レーガンに封じ込められ、内部の改革が始まった。北京に対してもそういうシナリオが一番いいのではないか。
チベット人、ウイグル人をああいう悲惨な状況から解放するためにも、中国共産党の圧政を終わらせるためにも、中国人民のための改革のきっかけをつくるためにも、我々はやらなければならないだろうと思います。
私はやりますので、ぜひみなさんもご一緒に悪の帝国をやっつけましょう。
つづく
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千葉県在住