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日本はチベットから多くのことを学ぶことができる。優れた精神文化や深い歴史からだけではなく、中国に支配された経緯と命がけの抵抗運動から、我々が多くのことを学ぶべきだ。チベットが自由になるということは、日本が自由になるということだ。――このサイトの趣旨にご賛同いただける方は、サイト内の文章をご自由にご利用ください
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「シルクロードにおける中国の核実験災害と日本の役割」 に参加してきました。

平成21年3月18日18:30~20:30 憲政記念館
1.「中国の核実験災害とその問題点」 理学博士 高田純氏
2.「健康影響の調査」 医師 アニワル・トフティ氏
3.「日本の役割」 国際政治学者 藤井厳喜氏
4. 各団体よりのコメント
【主 催】日本ウイグル協会会長/世界ウイグル会議日本代表 イリハム・マハムティ
【後 援】放射線防護情報センター、放射線防護医療研究会、呉竹会、長崎の原爆展示をただす市民の会、任意団体イリハム応援団
【参考URL】
  放射線防護情報センター http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/index.html
  世界ウイグル会議 http://www.uyghurcongress.org/jp/home.asp
  イリハム応援団 http://uyghurhotline.com/
  東トルキスタンに自由と平和を http://saveeastturk.org/jp/

*当初参加予定だった櫻井よしこ氏に代わり、藤井厳喜氏が参加。


シンポジウムが始まる前に、Death on the Silk Roadが上映された。

イギリス人女性医師ローラ・ワトソン氏と亡命ウイグル人医師アニワル・トフティ氏が東トルキスタンに潜入し、核実験場の付近の村を訪問、また中国の機密の資料の持ち出しに成功し、被爆の実態を明らかにしたドキュメンタリー。
実験場から200マイルの村では、白血病、ガン、口蓋裂の子供が多く、脳が未発達の子供もいる。医療は不適切、不十分。ガンの治療にはお金がかかるため、多くの子供は治療が受けられない。親も「生きるか死ぬかは神の意志」とあきらめ、苦しみながら死んでいく子供を見まもるしかすべはない。骨の異常が悪化し続け、寝たきりで痛みに耐え続けていた少女は、「お母さん、みんな、さようなら。もう痛みに耐えられない」と別れの言葉を口にしていた。

中国は80年代半ばからシルクロードに観光客を呼びこみ始めたが、多数の観光客が来ている時期にも核実験は続けられ、18回の地下核実験を行っていた。
アニワル・トフティ氏は機密資料の持ち出しに成功し、実験場近くと他の地域ではガン発生率に差があることを明らかにした。ワトソン医師は、「皆この状況を知っているのに、誰も語ることもできず、調べることもできない」と嘆いていた。
もし、これをNHKが放送したらものすごい反響があるはずだ。しかし、ワトソン医師が語ったことは、日本にも当てはまる。日本のメディアはシルクロードブームを煽ることはできても、東トルキスタンの被曝の実態を語ることも調べることもできない。

ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4587743
22:20あたりにアニワル氏が持ち出した機密資料のデータあり。



日本ウイグル協会会長イリハム・ムハマティ氏

みなさんこんばんは。
お忙しい中、今回のシンポジウムにご参加いただき、ありがとうございました。
今回、私たちは、日本において中国の核実験の被害の現実をみなさんにお伝えするシンポジウムを行うことになりました。世界ではじめて核の被害を受けた国は日本であり、今も苦しんでいる方々がまた生きていらっしゃいます。
それと同じく、世界が平和に向かって、人々の自由のために努力してきた20世紀に、中国共産党政府は、我が祖国東トルキスタンにおいて核実験を行い、何の措置もとらず人間を実験材料にしました。先ほどのドキュメンタリーでは被害を受けた人は数人しか出てきていませんが、多数のウイグル人、あるいはカザフ人、東トルキスタンに住んでいる漢民族が、そういう被害にあっております。
中国共産党が人命を軽視しているのではなく、人命を無視しているのです。そのことをみなさんに伝えたい。
政府は、実験現場付近の住民に何の告知もせず、核実験を行いました。政府はそういう地域でただデータを取るだけで、人々を助けてあげない。彼らはそのまま核の被害者となり、ガンになって、貧乏なので病院にいくことさえできず、そのまま人生が終わるのを待つしかない状態にあります。それが今のウイグル地域の人々の状況なんです。

ですから、私たちは、この日本で、世界で初めて核の被害を受けた国である日本から、出発して私たちは、中国の核実験の現状を世界にアピールしたい。そういうつもりで私たちは今日ここに集まり、このシンポジウムを行うことにしました。
今日ここでシンポジウムを行うだけで終わるのではなく、私たちはまず日本の方々にこの現実を知ってもらいたい、それから、世界に発信したい。中国の核実験の現実、現状を、世界に知らせたい。そういう思いで、今日みなさんとここに集まりました。

これからの道のりはまだまだ遠いと思いますが、どうかみなさん、これからも、ご支援をよろしくお願いいたします。どうもありがとうございます。


チベット臨時政府議会議員でダライ・ラマ法王の甥、ケドゥープ・トゥンドゥップ氏

ご来賓の皆様、友人の皆様、このシンポジウムに参加できてたいへん嬉しく思います。
1965年、当時私たちはCIAと協力関係にありました。
そのとき、私たちのゲリラが中国の軍用トラックを押さえました。その軍用車の中に、たくさんの重要な書類がありました。CIAは、中国がロプノールで核実験を行っていることの具体的な事実を押さえることができたのです。

そのとき私たちは中国がチベットに配備しているミサイルを探しておりました。
1970年代の初めに、中国政府は核ミサイルの照準をインドに向け始めました。そのときインドは非常に恐怖を感じ、独自の核開発を行い、現在中国に対してインドも同じようなことを行っております。
現在、台湾に向けて中国政府は1500以上のミサイルの照準を合わせております。

今日私は講師ではありませんので、あくまでも来賓として来ておりますので、私たちの兄弟関係にあるウイグルのみなさんに一言申し上げたいと思います。
私は1980年代あたりから中国に何度も行きまして、チベットの同胞たちとも会いました。そしてチベットの人たちから、ウイグルの人たちの苦しみ、同じような境遇にあることについていろいろなことを聞かされました。私たちが接触する相手は中国の統一工作部でありますけれども、同様にウイグルにおいても、民族統一工作部が長い間配置されているのです。
そして、これらの人たちは、ウイグルの人たちに対して、非常に深刻な犯罪を犯しました。ですから、いまウイグルの人たちとチベットの人たちは同じ船に乗っているような気持ちであります。私たちはウイグルの人たちと連帯感を感じております。

私は自信をもって「私たちの時代が必ず来る」と申し上げたいと思います。
チベットとウイグルを一緒にしたら、現在の中国の領土の半分以上を私たちが占めるのであります。

チベット人から見ると北京政府はチベット問題をどうやって決着したらいいかということがまったく分かっていないのであります。過去50年間の北京政府のやり方というのは、あくまでも暴力、武力によって抑圧することだけであります。しかし、50年経っても彼らは決してチベット人の精神までも押さえることができないままにあります。

私がウイグルの兄弟たちに言いたいのは、我々は連帯しなければならない、ということです。私たちは一緒に行動する必要があるということです。
そして、現在の中国から一番最初に独立する、あるいは分離するのは、ウイグルとチベットになるということです。それはなぜかというと 中国自身が私たちにそうさせているからであります。

ウイグルの友人たち、兄弟たちに言いたいことは、「希望を持ってください、我々には未来があります」ということです。
どうもありがとうございました。


呉竹会会長 頭山興助氏(頭山満の孫)

ただいまご紹介にあずかりました。頭山興助でございます。呉竹会という会を主催しております。

大正13年11月に、中国の革命の父と言われた孫文が、最後に日本の神戸で、講演を行いました。
そのときに、日本人は西洋覇道の鷹犬となるのか東洋王道の干城となるか、日本人に迫った。孫文がそういう演説をしてからまだ1世紀も経っていません。
その中国が、中華思想というものがやっぱり抜けきれず、ウイグルやチベットに対する非道い仕打ちをしている。日本人があのとき言われたことを、中国の人間にそのまま返さなければいけない。

私たちは口先だけで、こういう会に出席しているわけではありません。チベットやウイグルの方々に、本当に日本がお役に立つためには、日本が強い国にならなければ、口先だけのことになってしまう。
そういうことを考えますと、今の日本の政治状態、そういったものを何とか変えなくちゃいけないし、中国から日本海に入ってくる潜水艦、そういったものに対しても、日本が気力をもって日本が全員で立ち向かわなければ、絶対に人の国をお助けすることはできないんです。私はいつもそういうことを感じます。

私はペマさんともお話しする機会がありますが、私はいつもいつも日本人の面目なさというのを感じるんです。今日お集まりの方々は、私が申し上げるまでもなくおわかりだと思いますが、アジアの共生、大アジア主義、第二次大アジア主義というものを日本人が真剣に考えるのであれば、日本が経済もさることながら、経済だけで腐ってしまっている国ではなく、本当に世界から尊敬される国にならなければ、本当にお助けすることはできないと思います。
私は口先だけの挨拶、言葉は嫌いでありますが、どうか今日お集まりの皆様は、よーく先生方の話をお聞きになって、これから先、日本は何をしたら何ができるのかということを考えてほしい。

私は日本の中でも民族というもの、沖縄の問題や、アイヌ民族の問題を考えます。みなさんは彼らに、情をもって接することをされると思います。
しかしまた、世界で日本民族というものがどういう立場を取らされているかということもまたよくご存じだと思います。
日本民族というものが本当に強い民族に立ち返らぬ限り、私はこういうお集まりを何回やってもウイグルやチベットに手を差し伸べることはできないと思います。

こういう会に皆様お集まりいただき、こんなにたくさんの方がお集まりいただいたのは嬉しく思いますが、どうやったら日本が強くなれるのか、僕はもう99%の日本の政治家などというものは腐っちゃってる存在だと思っていますので、これから一人一人のみなさんの力を結集しないかぎり、日本は成り立たないし、アジアの国々も成り立っていかないと思うんです。

一つそういう観点から、今日のお話をお聞きになって、みなさんのご意見をおっしゃってください。こう思って馳せ参じました。どうよろしくお願いいたします。

呉竹会・アジアフォーラム
http://www.kuretakekai.jp/

頭山満 wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E5%B1%B1%E6%BA%80


http://tibet.blog.shinobi.jp/Entry/86/ へつづく


 

中国の核実験の実態をもっと知りたい、広めたい方は
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http://tibet.blog.shinobi.jp/Entry/83/ の続き

ダライ・ラマ法王日本事務所代表ラクパ・ツォコ氏の講演です。ラクパ・ツォコ氏は2007年に代表就任。チベット支援を訴え、全国を回っています。
発言が正確に再現されているわけではありませんが、内容的にはほぼ合っていると思います。

 


こんばんは、みなさん。
チベットは2000年以上の歴史がありますが、時には、中国と戦争をしたり、友好関係を築いたりすることもありました。
今チベットは、チベットの歴史の中で一番暗い時期にあります。
この50年間で、3世代目に入っています。私たちの世代は、これからチベットが存続していけるか、それとも、満州のように中国に飲み込まれてしまうか、という岐路に置かれています。

私たちの責任は非常に重いです。国際社会の中で、自分たちの伝統、文化、アイデンティティーをどうやって守っていくか、という課題をもって、日本で、長い間地道な活動を行ってきました。それは、決して、やさしい仕事ではありませんでした。

やっと、去年の3月10日あたりから、日本の方々に、チベットの問題について関心を持っていただけるようになりました。
去年の3月から、全国各地で講演してまいりまして、だんだんチベットのことを理解する方も、増えてきました。
日本にチベット人は100人ぐらいしかいませんが、それぞれチベットの代表のように、チャンスさえあれば、チベットのことを語り、チベットのことを一生懸命訴えてまいりました。

先ほどの映画にあったように、チベットは独裁主義、戒厳令下のような状況に置かれています。
チベット人たちは朝自分の家を出て、夜自分の家にちゃんと無事帰れるかどうかさえ確信がもてない、そういう状況が今も続いています。
ラサでは、トイレにも警察が立っていて、トイレの出入りまで監視されているような状況にあります。
特にアムドあたりが、非常に状況が緊迫しています。

他方、中国は亡命チベット政府や外国に住んでいるチベット人たちが行おうとしている50周年の様々な催しに対抗し、中国は、チベットの奴隷社会からの解放50周年を祝う催しをいろいろ行っています。
中国はあれだけ非道いことを行っておきながら、解放してやった、などととんでもないこと言っています。“解放”しにきたというのなら、もう“解放”が終わったのだから、さっさと帰ればいいのですが、今日まで50年間もチベットの人々に多大な苦痛を与え続け、、チベットの環境を破壊し続けています。

それから、チベットで大昔から遊牧生活をしている人たちの生活を完全に破壊し、コンクリートの建物に定住させています。生活の糧をなくした彼らには、もう先がないんですね。最終的には大きい町に出て、乞食のような生活を送るしかない。

中国の狙いは、チベットの草原を守るというようなことではありません。
軍事施設をつくるか、工場をつくるか、天然資源を掘るか、そういうような目的で、遊牧民の生活を破壊しているという状況なんです。

もちろん、チベットは昔、完璧な社会ではなかったんです。しかし、その時代に合った社会で、チベットの人々は非常に幸せだった。
様々な社会の問題はあったけれども、そのときの幸せさと、中国の独裁主義のもとでのチベット人の50年の生活を比較すると、とんでもない違いがあります。

ですから去年、チベット人たちは49年間の怒りがたまって、その怒りの火山が噴火したんですね。
それはチベット自治区だけではなく、チベット人が住んでる3つの地域、ウ・ツァン、カム、アムド全体でです。

中国政府はダライラマ法王が黒幕だと言っていますが、それは違います。
バスケットボールに例えると、ボールに何もしなければ、ボールは動きません。ボールを叩くとどんどんどんどん上に上がってきます。強く叩くとどんどん上がります。
チベットはそういうような状況にある。そして今、世界の歴史の中で、例がないような残酷なことが、チベットの中で進行しているんです。

ですから、私たちチベット人は今つらい時期にあるんですが、世界中に住んでいるチベット人の若い世代に、我々はチベット人だという民族意識が、これまでの歴史にないほど高まっている、そういう状況でもあるんです。

私たちチベットは非常につらいんですけれども、明るい道につなげようと、ダライラマ法王は平和的な提案、それも中国、チベット両方のためになるような提案を出しています。
しかし中国政府は、亡命政府の特使を北京に呼んで、自分たちの主張を全部ぶつけてきていますが、それに対して、チベット亡命政府の特使が説得力のある説明をして、最終的に中国政府にはもう質問することがなくなってしまう。
そうすると中国は国際社会をごまかすために、チベット青年会議が独立と言っている、チベット青年会議はテロリストだ、というような宣伝をしてくる。中国政府の政策で、チベット青年会議の話とか、チベット“族”とか、その宣伝をまずどこにするかというと、世界の中で日本が宣伝の絶好の場所になっている。

日本に宣伝の注射を一回打てば、その後の宣伝の仕事は、日本のマスメディアや、テレビのコメンテーターがやってくれる。
中国政府の政策では、私たちは“族”です。しかし、私たちには私たちの歴史がちゃんとあり、私たちはチベット“族”ではなく、チベット“人”です。チベットは2000年以上の歴史、言葉、政府、通貨、歴史的背景があります。

中国政府の宣伝では“族”ですが、日本のメディアの方々が、中国政府と同じ言葉を繰り返したら、どうなるんでしょう。
チベット人、モンゴル人たちがどう思うか、ということを考えなければならないのに、中国が注射を打った後、中国政府の狙い通りに、テレビで発言なさる方々が、そのままチベット“族”と言ってしまうんです。
アジアの中では日本は非常に存在感がある国です。日本のコメントがアジア全体に影響があるので、日本は自分たちの国家としての力をぜひ実感してほしい。

ダライラマ法王は、中国政府が滅びるような話ではなくて、非常に筋の通った提案を出している。チベットは独立の権限があるというような主張はせず、中国とチベットのためになるようなことを言っています。

でも中国政府はそれを相手にもしないで、完全に無視し、国際社会に対して、様々なパフォーマンスを行っています。今年はチベット解放50周年、と宣伝したり、国際社会をごまかすようなやり方ばかりです。

日本は中国の隣国として、中国人の性格、中国の政策を一番わかっている国なので、中国と友好関係を維持しながら、チベット問題で指摘しなければならないことはぜひ指摘してほしい。

日本は60年前に中国と戦争をし、様々な問題を抱えています。私が日本にいる間に、教科書問題で文部大臣が二人クビになりました。
日本のマスメディアでも、政治家でもかまいませんが、日本が中国に対して行ったことで、そんなに謝罪を繰り返さなければならないのなら、中国は今現在、それ以上に非道いことをチベット人に対して行っているではないか、と指摘してほしいんですね。

もちろん、日本と中国の友好関係は非常に大切です。私たちもそれを望んでいます。日中の友好関係を促進してほしい。
でも同時に、チベット問題という現実があります。そのところで、ぜひ力を貸していただきたい。
私はそのことを、日本の政治家、日本のマスメディア、日本の国に、ぜひお願いしたい。

日本でも民間のレベルでは、チベット人の子供の教育等の様々な人道的な援助で、すばらしい考え方を持っている方がたくさんいらっしゃいます。
心から感謝をしております。これからも、ご指導ご援助をよろしくお願いいたします。

 


他に、在日チベット人コミュニティ代表ケルサン・ドゥンドゥプ氏のスピーチと、Students for a Free Tibetの副代表の方の、日本のサポーターへのメッセージビデオがあった。そのビデオでは、支援、特に聖火リレーのときの行動に対して感謝の言葉を述べていた。

 

【管理人コメント】

ラクパ・ツォコ氏が今回のスピーチで話されたような、日本側の問題点、ダブルスタンダードの部分を、もっと指摘してもらえればと思う。
日本人が、解決済みの日中戦争の問題を今も批判し続けながら、現在進行形で起きている中国の“侵略”について声をあげないのは、明らかにダブルスタンダードである。ダブルスタンダードだとわかりつつやっている人もいるが、単に中国が今何をやっているのかということを知らない人も大勢いる。マスコミがスポットライトをあてたところしか見えていなかった人たちに、チベット人から見えている“世界”が伝われば、その人達の行動も変わってくると思う。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本人にとって極めて重要な問題だし、そう認識している人は多いけれども、そういう人が、中国が政治的な理由で6才のチベット人の幼児を両親共々拉致して今も行方知れずの状況にあることを知ったら、同じく心を痛めるだろう。日本軍の慰安婦問題を問題視している人が、中国軍が甘言で騙してチベット人の少女を慰安婦にしていることを知れば、義憤にかられる人もいるだろう。

SFT副代表の方もビデオレターの中で、「日本は中国に対する最大のODA拠出国というユニークな立場にある」と話していたが、牧野聖修氏をはじめ、チベットのために行動している大勢の日本人の力を1とすれば、日本という国家がチベット問題に耳をふさいで、中国がチベットを弾圧するために貸した力は、その何千億倍とか、天文学的数字になるだろう。
チベット人から見えていて、日本人が気づいていないことがたくさんあると思うので、そういうところを指摘してもらえればと思った。


 

チベットの現状に心を痛めている方は、
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http://tibet.blog.shinobi.jp/Entry/82/ の続き

チベット問題を考える議員連盟・牧野聖修氏のスピーチ。


以下メモ書きしたものを要約。


私は1994年に、チベット問題を考える議員連盟を立ち上げた。
最初は4人で始め、すぐに8名に。24名まで増えたが、うかつにも、私が作った名簿を仲間に渡したら、どういうわけか中国大使館の手に入り、数人の国会議員が議員連盟を辞めさせてほしい、と言って辞めていった。
その後、私は名簿は作らず、国会議員一人一人にチベット問題を真剣に考えて、できることをやっていこうと呼びかけ、メンバーは174名まで増えた。

国会の中で勉強会を何回か行い、ダラムサラには5回行った。デリーでのチベットの会議には3回、チベット問題でインドには8回行った。リトアニア、ボン、ベルリン、ニューヨーク、ワシントン、ブリュッセル、いろいろな所でチベットの大会に参加した。日本の国会議員として19の世界大会に参加した。

先日ヒラリー・クリントンさんが来日したが、数年前大統領夫人として来日した時、大統領夫妻と国会議員約30名で衆議院の議長の応接室でレセプションを開いたことがあった。
私はヒラリーさんに、チベット支援の議員連盟をやっている、アメリカの大きな力を日本の議員連盟に貸してほしい、というと、goodと言っていた。そのとき、ヒラリー・クリントンさんから、「チベット問題を解決するいいアイデアはないか」と聞かれ、「中国の自由化、民主化は避けて通れない、それをしないかぎり、問題解決は難しいと思う」と言ったら、一緒にがんばりましょうと言われた。

今この映画を見て、本当に心が傷む。悲しみを禁じ得ない。一生懸命やってきたつもりだが、状況は一向に良くなっていない。本当に残念だ。悲しくてどうしようもない。

でも、アジアの隅の日本のこの東京で、チベット問題をなんとかしよう、という大勢の同士が集まり、中国大使館に行き、デモをし、こうして集会を開いている。このことは、全世界にいるチベットのみなさんや、今の情報化社会では、中国政府が阻止しようと、事実はチベット本土のみなさんにも伝わると思う。今、ぎりぎりのところで命をかけて、堪え忍びながら戦っているチベット本土のみなさんの、きっと支えになると、勇気をさらにつないでがんばっていただく、その助けにはなると思う。
ぜひ、その思いを信じて、私どもは今日本のここで、できることを精一杯行いたい。
叫び続けることのできる、大きな声で、チベット問題の真実を訴え、その問題が一刻も早く解決するように叫び続けていきたい。

僕はみなさんに、この場をお借りしてお願いしたい。みなさん、力を貸してください!
僕は今浪人している。大勢の仲間がチベット問題ではきっと待っててくれているんで、なんとしても返りたい。そして今度僕が当選したら、今度は200名以上の議員連盟を作って、政府のチベット政策を何としてでも変えたい。それが私に課せられた使命だと思っている。

今の日本の政治は、中途半端な、西向けば中国にペコペコし、東向けばアメリカにペコペコする、こういう状態。日本は政府としてどういう外交政策、どういうポリシーがあるのか、本当に残念だ。
今度当選させていただいたら、200名以上の議員連盟を作って、日本の外交政策、チベット政策を180度転換させ、日本が、この問題のイニシアチブを取れるようがんばっていくことを、みなさんにお約束したい。

その人その人のいろんな立場がある。私には私の立場がある。今日お集まりになったみなさん、お一人お一人が、地味であっても、小さくても、自分の立場の中で、一生懸命やることが この問題の一日も早い解決にとって一番重要なことだと思う。

もうこのビデオをみたら、胸が引き裂かれそうな想いだ。自分なりに一生懸命やってきたつもりだが、まだまだ力が小さく、弱かったな、と思う。

これからは次のステージに向かって、チベットのみなさんが、自由を得る、たった一度の人生、この世に生まれてきて、やっぱりチベット人として生まれてきてよかったな、と思えるような、そういうことをチベットのみなさんに、プレゼントできればと思う。

 

 

【管理人コメント】

牧野聖修氏のチベット人への強い応援のメッセージは、きっとチベット人にとってありがたいものだと思う。
昭和天皇が崩御されたとき、たまたまつけていたテレビから「インド政府は3日間喪に服すことを決定した」というニュースが流れ、それを聞いた私は、「日本は中国や韓国から批判されてばかりだが、日本のことを大切に思ってくれている国もあるんだ」とありがたくて、涙が出た。

牧野氏が国会議員に復帰できれば、それは日本国民はチベット問題を看過しない、という諸外国への強いメッセージにもなる。
牧野氏はチベット問題のみにこだわっているわけでないし、日本の外交政策の歪みが、政府のチベット問題の扱いを含む対中政策に露骨に出ているので、日本が正常な国家になるためにも、中国とまともな関係を築くためにも、チベット問題は避けて通れない。その意味で、チベット問題を重視する牧野氏は極めて正常な外交感覚をもった方だと思う。

静岡1区の方々、次の選挙で牧野氏をよろしくお願いいたします。

まきの聖修
http://www.seishu.org/


それにしても、中国からの圧力を避けるため、議員連盟の名簿を公表できない、という我が国の状況は異常としか言いようがないですね。それだけチベット化が進んでいるということです。

 

http://tibet.blog.shinobi.jp/Entry/84/ へ続く


 

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チベット、抵抗の50年(民族蜂起50周年記念イベント)に行ってきました。
http://www.tibethouse.jp/event/2009/090307_sft.html

昼のデモ行進(チベットの自由を求めるピースウォーク)の方は仕事の都合で断念。

プログラムの内容は以下の通り。

2009年3月7日(土)19:00~21:00
国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール

チベット本土の模様を伝える映像
 "Undercover in Tibet"(チベット潜入)上映
 2008年ロリーベック賞受賞作品

講演/スピーチ
チベット問題を考える議員連盟 牧野聖修氏
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 ラクパ・ツォコ氏
在日チベット人コミュニティ ケルサン・ドゥンドゥプ氏

 

■ "Undercover in Tibet"(チベット潜入)上映

内容については、いただいたパンフレットに次のように要約されている。

「チベットで激しい抗議運動が起きた2008年3月、英国Channel 4は3ヵ月におよぶ中国支配下のチベット潜入取材によって撮影された映像を放送した。
この映像を撮影するために、亡命チベット人のタシ・デスパは彼が11年前命を賭けて後にした祖国を、英国映画テレビ芸術アカデミー技能賞監督のジェッザ・ニューマンと共に再訪した。ダライ・ラマが「文化的虐殺」と形容した実態を暴くため、投獄と強制送還の危険を冒して。

彼らがそこで目にしたのは、チベット人が土地と家畜とを奪い取られ、コンクリートのキャンプに定住させられて、遊牧民という生き方が消し去れらようとしている現実だった。表現の自由はおろか、日常の生活さえもチベットでは恐怖に支配されていた。タシは違法な逮捕や勾留、拷問、それから「失踪」の犠牲者たちにインタビューし、チベット人女性が強制された不妊手術の実態を暴いた。チベットでの軍事的圧力と、多くのチベット人が強いられている飢餓や苦悩を目にし、一体で高まる蜂起の予感を彼らは実感するのだった。」

 

潜入取材したデスパ氏は、潜入初期に恐怖のあまり嘔吐したと話していたが、その緊張感が伝わってくる映像だった。チベット人のいるところには、どこにでも警官がおり、車で移動する取材者たちも何度も検問を受ける。取材しようとした遊牧民の定住地にもパトカーが停車している。それでも、かなりの数のチベット人を取材し、生々しい証言を得ることに成功。やはり映像の力は大きい。
少数民族は2人以上子供を産めるということになっているはずだが、実際は罰金を取られ、払えなければ不妊手術を受けるという。麻酔なしで卵管の切除手術を受けた女性の証言があり、その時の手術の傷痕も残っていた。
また人生の大切な時期の十数年を刑務所で過ごしたチベット人は、過酷な労働の実態を、その時の傷痕を指しながら証言した。おもちゃを接着剤で組み立てる作業だが、ノルマをこなせないと、裸にさせられ這いつくばらせられて、太いワイヤーでめった打ちにされるという。またその接着剤がきつく、目をやられるそうだ。

中国製品が安いのは、農村の安い労働力が確保できるからだ、ということがよく言われるが、実際は、自分たちの伝統、信仰に生きようとする人たちを都合よく捕まえてきて、奴隷として労働させているから、という側面もかなりあるのではないか。
安いと喜んで子供のために買ったMade in Chinaのオモチャが、実は、拷問を受けて、血を流しながらチベット人が組み立てたものかもしれない、ということだ。
この記録映画のDVDが販売されればと思う。

http://tibet.blog.shinobi.jp/Entry/83/ 続く


参考

チベット、抵抗の50年(民族蜂起50周年記念イベント)
http://www.a-daichi.com/zakkiblog/2009/03/20090307-2.html

チベットの自由を求めるピースウォーク
http://www.a-daichi.com/zakkiblog/2009/03/20090307-1.html

Undercover in Tibet(チベット潜入)
http://gnamlinka.blog50.fc2.com/blog-entry-69.html


チベット暴動1年 東京でデモ
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014611881000.html

ピースウォーク@六本木のニュース映像
http://www.youtube.com/watch?v=hgebBS8GBhk
 


 

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“テキサス親父”というのは、youtubeを個人の放送局のように利用した“プロパガンダバスター”という番組で、時事問題をバンバン語ってくれるオジサンである。グリンピースの反捕鯨に対して筋の通った批判を展開し、日本の立場を擁護してくれたりするので、2ちゃんねるなどで以前から大人気だった。テキサス在住の59才、イタリア系アメリカ人だそうだ。
ありがたいことに、有志が、テキサス親父の口調にピッタリの字幕をつけてyoutubeやnikonikoにアップしてくれている。

テキサス親父は去年、聖火リレーが世界を回っている頃、パンチェン・ラマ問題を取り上げてくれた。短い時間でかなり正確に要点を語ってくれているので紹介したい。


中共のパンチェン・ラマ誘拐。 (字幕付き)
よぉ!(^^)/2008年4月8日分。1989年あたりに話題になった、ダライ・ラマ後継者についての話。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3027474
 

youtube
http://www.youtube.com/watch?v=ZRXoH4L7Ucs)




こんにちは、アメリカのミスターミセス。
働き者たちと、アメリカの真実を追う外国人共。
ようこそ、プロパガンダ・バスターへ。

よぅ!



今日は、この子について話そう。

「ゲンドゥン・チューキ・ニマ
チベットのパンチェン・ラマ」

「政治犯」

「求ム」



「10年目 チベットの拐われた子供」

この少年、チベット人からは、
パンチェン・ラマと呼ばれている。
世界中で、中共によって
誘拐された子供として知られている。

背景を話そう。

1950年代に、中共はチベットを制圧した。
1959年に、ダライラマはチベットを離れ
命からがらインドに亡命。

さて、ダライラマは
チベット仏教で最高位にある。

第二位は、
パンチェン・ラマ、と称される。

読み方がおかしいのはどうか許して、
俺はチベット人じゃないし、な?

ダライラマがインドへ亡命した時、
パンチェンラマは、チベットに残った。
そのまま、パンチェンラマは、
共産党の弾圧の元に苦しみ、亡くなった。

その死が共産党の弾圧によるのか、
悪性の病気によるのかはわからない所だ。

とにかく彼は亡くなり、新しく
パンチェンラマを選び直す時は来た。

パンチェンラマは
必ず生まれ変わると信じられている。

ダライラマが、パンチェンラマを
再び選び直すんだ。

だからダライラマは、
共産党に連絡を入れた。
「次のパンチェンラマ選びの際、
私に協力させてください。」

共産党曰く、
「知らねーよ。お前いらねー。
キッパリ忘れてくれ。」

続けて共産党は、ダライ代理人を使って、
チベットでパンチェンラマ探しを始めた。

こちらの人物は、仏教の伝統に沿って、
遺跡などを巡った。

そして、生まれ変わりの
パンチェンラマを指名した。

少年の体に傷を見つけたことで、
転生者と確信したんだ。

彼は共産党に報告した、
「とうとう見つけましたよ!」と。

共産党曰く、
「よくやった、その少年が
次のパンチェンラマだ。」

だがこの代理人、
共産党のパンチェンラマ探しを手伝う中、
ダライラマにも逐次報告をしていた。

同時に、ダライラマも、
彼の伝統的な儀式を通して、
次のパンチェンラマ探しを完了させたんだ。

実際、ダライラマは自分の手で、
転生したパンチェンラマを指名した。
「とうとう見つけた!」と報告もした。

それを知った共産党員、
代理人からパンチェンラマ指名の経緯が
漏れていたことを知った共産党員、
共産主義者が、共産主義者に、
共産主義者として、すべきことをした。

ぐしゃり。

共産主義者らしくな。



この幼年期の子を、
かっさらいやがった。

間違いなくやった。

誘拐ってのは、合法だ、
共産主義をとっていれば。

哀れな子供の誘拐に止まらず、
両親も拉致った。

子供の人生だけでは満足できず、
両親の人生も欲しいんだと。

このパンチェンラマは誘拐された。

行方は誰も知らない。

どっかの地下牢じゃないのか?
「地下牢」って言うしかないよ。

もし、いい生活をしているのなら、
何故、子供の行方を隠す?

行方を隠すのは、
ムゴイ扱いをしてるからだろ?

以上、
証明終わり。

ということで、奴等は、自分たちの
パンチェンラマを擁立、
仏教のしきたりを無視しているから、
生まれ変わりではないんだろう。

だから、国連は、
本物のパンチェンラマへの
訪問団を組織して、
「彼が適切に扱われているか確認したい」
と、中共政府に依頼した。

中共、曰く、
「んなの知らねーよ。失せろ。」

そこは国連、
尻尾を巻いてお家に帰ったさ。

国連てのは、臆病者の集まりだ。

哀れにも、この子は1995年に誘拐され、
生きているなら、今年18歳になる。

俺は、中国の全共産党員に問いたい。

Youtubeに巣食ってる、
白い靴下に、黒い靴を履いた、
赤い工作員にも問いたい。

俺の問いはこれだ。

お前らの政府が、宗教を怖がるのはナゼだ?

そうだ、奴等、宗教を恐れてる。

宗教を恐れるのは、
政府が不安定で、しかも正統ではないからだ。

お前らは不当な主人に仕えてる。
共産主義者に奉仕するとはそういうことだ。

哀れな子が出るはずだ。

じゃ、またな。
諸君に祝福あれ。
アメリカに祝福あれ。

諸君が生まれた国に、祝福あれ。



あの不幸な少年に、祝福あれ。

1995年から、共産チンピラの監視下だ。
誰がお前の苦しみを解き放てるだろうか。

じゃな、ガキ共。
チベット国旗を持っているなら振ってやれ。


「情報提供者のSuper Slethに感謝。」



字幕:緑文字の人、higon

 
パンチェン・ラマは、今年の4月25日で20歳になる。先日の成人式に出ていた人たちと同い年だ。
 

テキサス親父の、いつもの「ヘッヘッ」という陽気な笑い声、最後は力がなかった。画質の悪い映像からも、テキサス親父の悲しみの表情がわかる。彼もこの話を初めて知ったときは、相当ショックだったに違いない。

で、拉致の実行犯である中国は、どう言ってるかというと、

「少年は両親の要請に基づいて政府が保護している」

だそうです。

天安門事件で、数千人から数万人のデモ参加者を殺したときは、「天安門広場では1人も殺されなかった」。
中国国境警備隊が、チベット人巡礼者を射殺したときは、「不法出国を図ろうとしたグループが、引き返すよう求めた当局の勧告に従わず集団で攻撃してきた」。
去年の聖火リレーでは、身障者で車椅子の中国人女性ランナーを “チベット人” が襲ったこともありました(笑)。このときは「これがダライ一味のいう自由と人権の正体だ」と言っていた。

「少年は両親の要請に基づいて政府が保護している」という中国当局の説明を信じる人、います?
中国人だって、というか中国人ならなおさら、中国当局のそんな説明はウソに決まってる、と思っている。

次に、このニコニコ動画を見た人たちの反応を見てみよう。
ニコニコ動画は、視聴者が画面にコメントを書き込めるようになっている。
テキサス親父が「この幼年期の子を、かっさらいやがった。」「間違いなくやった」あたりからの、視聴者のコメントだ。(2008年1月13日夜の時点)
 

えええ
初めて知った(´;ω;`)ブワッ
ええええええええ
うわああああああ

ええええええええええええええええ
それってつまり
むう
うあああああ
ええ
最低
ひでぇ
ひでぇ
まじか
えええええええ
ほんとひどい話だよ
ああああ
まさに鬼畜外道の所業だな
あああああああ
うわわわ
ええええええ
鬼畜め・・・・
ありえねえ
酷い話だな
中狂ども
(゚Д゚;)
うわ・・・・・
一族まとめて罪に処す国だからな
わけわかんねえ
鬼畜過ぎる
鬼畜か
次は日本だな
中共だからな・・・・
最悪だな
殺されたのかな?
さすが、北の親玉
くそが・・・
地下牢・・・・いやだな
「地下牢」ってのは殺されてるっていいたいんだろうな
ひどすぎるだろ・・・
死んでるだろ
ひでえなあ
人でなし
あ、共産は誘拐は合法なのか
中国じゃ政府は人を惨殺拷問しても問題ないみたいだからな
良心的だったが為に・・・
日本で言えば、皇太子殿下の拉致レベルだよ!!
ったく。マルクスがあの世で泣いてんぞ。ファック!
隠す時点で酷い扱い
生きていればいいんだけどな・・・
ああ・・・
地下牢って言うか・・・地下なんじゃないのか、色んな意味で
これはほんとにひどい、でもマスコミは言わないよね。
死んでるだろうな・・・
民族虐殺の一環なんだろうな。反吐が出る。
ひでえ・・・
これだから共産主義は・・・
本当にこんな国でオリンピックやるのかよ?
人権団体のほとんどがスルー
共産主義に、神も仏もないからなあ
日本の人権団体は「人権」を隠れ蓑にした赤化勢力だしなあ
ぜんぜん知らなかった・・・



…という反応だが、初めて知った人はやっぱり驚く。それが普通の人間の感覚だ。

私がパンチェン・ラマのことを初めて知ったのは、去年3月のチベット蜂起の後、ダライラマ法王事務所のサイトを見たときである。
国家がそこまでやるのか、というほど衝撃的な話だったので、長野聖火リレーのときには、パンチェン・ラマのプラカードを作って持って行った。パンチェン・ラマのTシャツを作成したりもした。このブログにパンチェン・ラマの写真を使っているのも、それだけ強烈な印象を受けたからだ。

しかし、パンチェン・ラマ問題、我が国のマスコミは完全に無視している。
「中国に叱られるのが怖いから」、という情けない理由で。
だから、みなさん、この問題は、個人レベルで伝えていく必要がある。

長野聖火リレーのとき、パンチェン・ラマのプラカードを掲げていると、中国人が、「それはやめろ」と言ってきた。
この問題を突かれるのが、中国にとってかなり痛いから。

北朝鮮による拉致問題をマスコミが大きく取り上げるようになったのは(取り上げざるを得なくなったのは)、13歳の女の子まで拉致したことを突き止めて、問題化した人たちがいたからだ。
それまで、マスコミは、北朝鮮の非道に目をつむってきた。それも、朝鮮総連の暴力的な抗議が怖い、という情けない理由からだ。
その悪しき慣習が、横田めぐみさん拉致事件の衝撃で、一挙に崩れた。
6歳の幼児を拉致したこの事件にも、それだけの衝撃力があると思う。

チベット人の方々がデモや講演で、一番訴えていることは、チベットの現状を周りの人に伝えて欲しい、ということ。
だから、私はそうしている。みなさんもよろしく。


■参考

世界最年少の政治囚19歳に…拉致された転生霊童
http://dogma.at.webry.info/200804/article_11.html

史上最年少の政治囚・パンチェン・ラマ11世
http://tibet.turigane.com/panchenlama.html

ゴルゴ13とパンチェン・ラマ11世
http://tibet.turigane.com/golgopanchen.html

パンチェン・ラマ(ダライ・ラマ法王日本代表部事務所)
http://www.tibethouse.jp/panchen_lama/index.html

中国政府の嘘と日本報道の信憑性(天安門事件の映像)
http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_080324071823_1.htm

中国軍がチベット人を無差別に射殺(日本語字幕付)
http://jp.youtube.com/watch?v=fYinWeqihtE

聖火リレー 車いすのランナーを攻撃したチベット人らしき男性は、中国による偽装か
http://blog.livedoor.jp/gochagocha/archives/55027444.html


■書籍
ダライ・ラマとパンチェン・ラマ
パンチェン・ラマ伝
レイプ・オブ・チベット―中華的民族浄化作戦
中国はチベットからパンダを盗んだ
ならずもの国家 中国の本性―蹂躙されたチベット
中国が隠し続けるチベットの真実


■テキサス親父

ダライ・ラマのホワイトハウス訪問に中共怒る。(字幕付き)よぉ!2007年10月20日分。去年ダライ・ラマが訪米中にホワイトハウスに招かれたときの話。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2698690

チベットと中共。(字幕付き)2008年03月16日分。三月中旬の今起こっている。チベットの暴動についてのコメント。いつもにもまして元気だ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2698940

共産中国、ナチスドイツ。嫌われ者は?(字幕付き)よぉ!(^^)/。2008年04月26日分。最近何かと話題の、北京オリンピックトーチリレーについて。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3148673




 

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